国内映画ランキング : 2007年1月13日~2007年1月14日
映画ランキング : 2007年1月16日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2007年1月13日~2007年1月14日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 初 | 愛の流刑地配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 1 | |
2 | 初 | モンスター・ハウス配給:ソニー | みゆき座ほか東宝系 | 1 | |
3 | 1 | 硫黄島からの手紙配給:ワーナー | 丸の内ピカデリー1ほか 松竹・東急系 | 6 | |
4 | 5 | 武士の一分配給:松竹 | 丸の内ピカデリー2ほか 松竹・東急系 | 7 | |
5 | 2 | 大奥配給:東映 | 丸の内TOEI1ほか東映系 | 4 | |
6 | 3 | 劇場版どうぶつの森配給:東宝 | お台場シネマメディアージュほか東宝系 | 5 | |
7 | 初 | ラッキーナンバー7配給:アートポート | 丸の内プラゼールほか 松竹・東急系 | 1 | |
8 | 5 | エラゴン/遺志を継ぐ者配給:フォックス | 日劇1ほか東宝系 | 5 | |
9 | 6 | 007/カジノ・ロワイヤル配給:ソニー | サロンパス・ルーブル 丸の内ほか松竹・東急系 | 7 | |
10 | 8 | 犬神家の一族配給:東宝 | 有楽座ほか東宝系 | 5 |
※ファーストラン時点
「愛ルケ」が首位デビュー。「モンスター・ハウス」が2位
正月2弾シーズンが開幕。まずはトヨエツと寺島しのぶの濃密ラブシーンが話題の「愛の流刑地」が首位デビューを飾った。初日・2日目の成績は、動員およそ12万人、興収約1億5800万円というもの。この勢いでいけば、興収15億以上が確実で、20億円も目指せる。渡辺淳一原作では、97年の「失楽園」が興収40億円を稼いでおり、その半分程度の興行規模となろう。続いて2位には、スピルバーグとゼメキスがプロデュースしたCGアニメ「モンスター・ハウス」。こちらは初日・2日目で動員およそ11万7600人、興収約1億4400万円と、「愛ルケ」とほとんど変わらない水準。ちょっとしたサプライズだ。しかし、ファミリー向けなので平日はそれほど高稼働が見込めず、最終的には10億円前後の興収となろう。以下、続映の正月作品は「硫黄島」と「武士」が上位で粘っているが、「大奥」「どうぶつの森」「エラゴン」などは、世の中の正月気分が薄まっていくのと比例して興収も萎んでいる。今週は初登場がもう1本、7位に「ラッキーナンバー7」がランクインした。全米では昨年の4月に公開された作品だが、日本では批評家の評価が高かったので、もう少し上に行きたかったところだろう。
2007年1月16日更新 駒井尚文