国内映画ランキング : 2006年4月1日~2006年4月2日

映画ランキング : 2006年4月4日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2006年4月1日~2006年4月2日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 5
2 2

ドラえもん のび太の恐竜2006

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 5
3 3

子ぎつねヘレン

配給:松竹

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 3
4 5

ワンピースTHE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵

配給:東映

丸の内TOEI1ほか東映系 5
5

ファイヤーウォール

配給:ワーナー

サロンパス・ルーブル丸の内ほか松竹・東急系 1
6 4

サウンド・オブ・サンダー

配給:松竹

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 2
7 6

県庁の星

配給:東宝

日劇3ほか東宝系 6
8 7

超劇場版 ケロロ軍曹

配給:角川ヘラルド

シネ・アミューズほか 4
9 11

ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!

配給:アスミック・エース

シネカノン有楽町ほか 3
10 9

イーオン・フラックス

配給:ギャガ

日劇1ほか東宝系 4

※ファーストラン時点

「ファイヤーウォール」が5位に登場。全体に低調な春興行

春休み最後の週末、都内各地は花見客が目についた。そして、映画の興行は相変わらず渋い。前週同様、「ナルニア」「ドラえもん」「子ぎつねヘレン」の上位三傑は不動である。5週連続首位の「ナルニア」だが、この週末で興収50億円をクリア。しかし、このまま行っても当初の目標100億円は無理で、せいぜい70億円あたりが精一杯。ちなみに、全米興収は2億9000万ドルなので、日本はその25~30%程度の実績ということになる。過去のファンタジー作品と比較してみると、「ハリポタ」1作目が興収203億円で、対全米(3億1800万ドル)60%強、「ロード・オブ・ザ・リング」1作目が90.7億円で、同じく対全米(3億1400万ドル)約30%。「ハリポタ」は別格としても、「ロード~」と比較する限り、まずまず健闘と言っていいだろう。第2作目は07年公開である。「ドラえもん」は興収25億円突破、「ヘレン」は興収10億円突破とそれぞれに高稼働。ただし、春休みシーズンが終わってしまってからの上積みがどれほどできるか。5位には、ハリソン・フォード主演の「ファイヤーウォール」が初登場。公開チェーンが渋谷東急からサロンパスへと格上げされたが、このチェーン、相変わらずの苦戦スパイラルから抜け出せない。

2006年4月4日更新 駒井尚文

過去のランキング