国内映画ランキング : 2006年2月18日~2006年2月19日
映画ランキング : 2006年2月21日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2006年2月18日~2006年2月19日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 1 | THE 有頂天ホテル配給:東宝 | 日劇3ほか東宝系 | 6 | |
2 | 2 | フライトプラン配給:ブエナビスタ | 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 | 4 | |
3 | 3 | サイレン配給:東宝 | VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ほか東宝系 | 2 | |
4 | 6 | 男たちの大和/YAMATO配給:東映 | 丸の内TOEI2ほか東映系 | 10 | |
5 | 5 | ミュンヘン配給:アスミック | 丸の内プラゼールほか松竹・東急系 | 3 | |
6 | 4 | PROMISE配給:ワーナー | サロンパス ルーブル丸の内ほか松竹・東急系 | 2 | |
7 | 初 | ナイト・オブ・ザ・スカイ配給:UIP | 有楽座ほか東宝系 | 1 | |
8 | 7 | シャークボーイ&マグマガール3-D配給:ソニー | シネマミラノほか | 3 | |
9 | 9 | 博士の愛した数式配給:アスミック | 渋谷東急ほか松竹・東急系 | 5 | |
10 | 8 | オリバー・ツイスト配給:東芝/東和 | 日比谷スカラ座ほか東宝系 | 4 |
※ファーストラン時点
「THE 有頂天ホテル」以下3強は不動。五輪の影響も皆無
日本勢の不振が続くトリノオリンピックは、視聴率でもさっぱり振るわない。映画の興行にもこれと言った影響は見られず、新作の封切りも少なかった先週末は「ナイト・オブ・ザ・スカイ」が7位にデビューしたのみ。そいうことで今週も金メダルは「THE 有頂天ホテル」で、前週比70%の稼働率。動員は350万人を突破し、今度の週末あたりには興収50億円に達しそう。最終的には55~60億円か? いずれにせよ、三谷監督はバッケンレコードを更新だ。続く銀メダルも前週同様「フライトプラン」。ジョディ・フォスターも美しい飛型点でフライトし、こちらもレコード更新確実だ。そして銅メダルは「サイレン」と、表彰台の顔ぶれは前週と変わらない。「サイレン」は最終的には興収10億円には届かないだろう。4位浮上の「男たちの大和」は、そろそろ息切れ。観客は若年層まで広がっているようだが、どうやら興収50億円には届かない。5位の「ミュンヘン」も思ったより踏ん張れず、15億円に到達できない模様。そして今週末は、織田裕二&柴咲コウの「県庁の星」が封切りである。宣伝も好調で、来週の金メダルは確実だ。停滞する興行界にカツを入れられるのか?
2006年2月21日更新 駒井尚文