全米映画ランキング : 2005年10月14日~2005年10月16日
全米映画ランキング:2005年10月18日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2005年10月14日~2005年10月16日
(金額・順位は確定後のもの)
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | スクリーン数 | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 初 | The FogColumbia/Revolution | 2,972 | 1 | 12,200,000 | 12,200,000 | |
2 | 1 | Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit | 3,656 | 2 | 11,700,000 | 33,280,000 | |
3 | 初 | Elizabethtown | 2,517 | 1 | 11,000,000 | 11,000,000 | |
4 | 2 | Flightplan | 3,111 | 4 | 6,475,000 | 70,766,000 | |
5 | 3 | In Her Shoes | 2,840 | 2 | 6,100,000 | 20,050,000 | |
6 | 初 | Domino | 2,223 | 1 | 4,675,000 | 4,675,000 | |
7 | 4 | Two for the MoneyUniversal | 2,397 | 2 | 4,614,000 | 16,524,000 | |
8 | 9 | A History of ViolenceNew Line Cinema | 1,348 | 4 | 3,600,000 | 22,364,000 | |
9 | 6 | Tim Burton's Corpse Bride | 2,525 | 5 | 3,460,000 | 47,650,000 | |
10 | 5 | The GospelScreen Gems | 983 | 2 | 3,200,000 | 12,173,000 |
「ザ・フォッグ」のリメイクが首位。「エリザベスタウン」は3位
ハロウィーンを2週間後に控えた全米ボックスオフィス。今週はジョン・カーペンター監督が79年に製作した「ザ・フォッグ」の同名リメイク作が首位に立った。過去の恨みを晴らすために、霧とともに街にやってきた亡霊たちの復讐を描くサスペンスホラーだが、オリジナルのクオリティーには程遠いらしく、批評家、観客の双方から低い評価を受けている。監督は「スティグマータ/聖痕」のルパート・ウェインライト、出演はトム・ウェリング、セルマ・ブレアなど。2位には先週首位の「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」。最終興収は6000万ドルほどか? 3位に入ったのはオーランド・ブルーム&キルステン・ダンスト主演の「エリザベスタウン」。仕事で失敗をし、全てを失った青年が父親の葬儀のために帰郷するが、その故郷エリザベスタウンで1人の女性に恋をし、新たな人生観を見つけ出すという青春ドラマ。監督は「あの頃、ペニー・レインと」「ザ・エージェント」のキャメロン・クロウ。批評家には概ね好評のキャメロン・クロウ作品だが、今回は例外らしい。そしてオープニング興収6位と不本意な成績になったのが、キーラ・ナイトレイが実在したバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)、ドミノ・ハーベイに扮した「ドミノ」。元祖MTV監督トニー・スコット入魂の一作だったが、期待外れに終わったようだ。
2005年10月18日更新 藤井竜太郎