全米映画ランキング : 2005年9月2日~2005年9月4日

全米映画ランキング:2005年9月6日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2005年9月2日~2005年9月4日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Transporter 2
「トランスポーター2」

Fox
(アスミック・エース)

3,303 1 16,500,000 16,500,000
2 1

The 40-Year-Old Virgin

Universal

2,901 2 13,110,000 68,461,000
3

The Constant Gardener

Focus
(ギャガ・コミュニケーションズ)

1,346 1 8,577,000 10,299,000
4 3

Red Eye

Dreamworks

3,134 3 7,600,000 43,679,000
5 2

The Brothers Grimm
「ブラザーズ・グリム」

Dimension
(東芝エンタテインメント)

3,098 2 6,822,000 26,522,000
6 4

Four Brothers

Paramount

2,435 4 4,975,000 62,962,000
7 6

Wedding Crashers

New Line Cinema

2,416 8 4,675,000 194,652,000
8 7

March of the Penguins
「皇帝ペンギン」

Warner Independent Pictures
(ギャガ・コミュニケーションズ)

2,506 11 4,205,000 62,210,000
9 8

The Skeleton Key

Universal

2,414 4 3,283,000 43,019,000
10 5

The Cave

Screen Gems
(ギャガ・コミュニケーションズ)

2,195 2 2,950,000 10,964,000

「トランスポーター2」が首位。「シティ・オブ・ゴッド」の監督の新作が3位

9月5日のレイバー・デイ(労働者の日)をもってサマー・シーズンが終了した全米ボックスオフィス。今週は、02年公開「トランスポーター」の続編「トランスポーター2」が首位に立った。前作に引き続き、ジェイソン・ステイサム主演だが、前作のオープニングが約910万ドルだったのに対し、今回は約1650万ドルと大幅にアップしており、前作の最終興収約2530万ドルを来週にも超えそうだ。3位初登場となったのは、スパイ小説の大家ジョン・ル・カレ原作の「ナイロビの蜂」を「シティ・オブ・ゴッド」で一躍有名監督となったフェルナンド・メイレレスが映像化した「コンスタント・ガーデナー」。ケニア・ナイロビ在住のイギリス外交官が、突然妻を殺された上に、何者かに襲撃にあい、真相解明に立ちあがるストーリー。出演はレイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ。批評も概ね好評で、息の長い興行が期待できそうだ。「シティ・オブ・ゴッド」に引き続き、アカデミー賞に絡む可能性も大いにあり得る。また、7位「ウェディング・クラッシャーズ」の累計興収が約1億9600万ドルと2億ドルまであと一歩となり、今年の作品では今週「マダガスカル」を抜き、「エピソード3」「宇宙戦争」「バットマン・ビギンズ」「チャーリーとチョコレート工場」に次ぐ第5位の興行成績となった。

2005年9月6日更新 藤井竜太郎

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