国内映画ランキング : 2005年6月25日～2005年6月26日

「電車男」が首位返り咲き。「エピソード3」が怒濤の先々行記録！

「電車男」が4週目にして再び首位に立った。動員は前週比98％というから、その粘り強さたるや恐るべし。間もなく興収20億円を突破するそうなので、スクリーンで新たな伝説を作り上げたと言ってよかろう。以下、「バットマン」を挟んで東宝の邦画が2作品続き、初登場で5位に食い込んだのが「ダニー・ザ・ドッグ」。リュック・ベッソン・プロジェクトの新作である。この作品の主演2人だが、ジェット・リーはともかく、モーガン・フリーマンは日本でここのところ「ミリオンダラー・ベイビー」「バットマン・ビギンズ」と出演作が目白押しでちょっとした“祭り”状態。先日の来日時も、2作品の記者会見をハシゴしていた。ちなみにこの後の“祭り”は「エピソード3」「アイランド」「ロボッツ」（声の出演）と続くユアン・マクレガー。ということでその「エピソード3」だが、6月25日、730スクリーンで行われた先々行上映が凄いことになった。動員で34万5144人、興収で4億9511万1060円というのは先々行上映の新記録。これまでの記録は、03年5月の「マトリックス・リローデッド」の25万8529人、4億1691万4000円というもの。同じ「リローデッド」の先行オールナイトは、動員29万6853人、興収4億7545万円という数字だから、「エピソード3」の先々行はこれをも凌駕し、先行、先々行を含めた新記録となったわけだ。

2005年6月28日更新　駒井尚文