国内映画ランキング : 2004年12月4日~2004年12月5日
映画ランキング : 2004年12月7日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2004年12月4日~2004年12月5日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ハウルの動く城配給:東宝 | 日比谷スカラ座1ほか東宝系 | 3 | |
2 | 初 | Mr.インクレディブル配給:ブエナビスタ | 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 | 1 | |
3 | 初 | ゴジラ FINAL WARS配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 1 | |
4 | 2 | いま、会いにゆきます配給:東宝 | ニュー東宝シネマほか東宝系 | 6 | |
5 | 3 | ポーラー・エクスプレス配給:ワーナー | 丸の内ルーブルほか松竹・東急系 | 2 | |
6 | 4 | 誰にでも秘密がある配給:東芝エンタテインメント | 日比谷みゆき座ほか東宝系 | 2 | |
7 | 6 | コラテラル配給:UIP | 日劇1ほか東宝系 | 6 | |
8 | 5 | スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー配給:ギャガ | 日劇3ほか東宝系 | 2 | |
9 | 8 | 隠し剣 鬼の爪配給:松竹 | 丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 | 6 | |
10 | 7 | 海猫配給:東映 | 丸の内TOEI1ほか東映系 | 4 |
※ファーストラン時点
「Mr.インクレディブル」が2位、「ゴジラ」が3位に登場
今週も「ハウル」が首位。東宝の発表によると、12月5日までの16日間で動員が500万人を超えたそうだ(「千と千尋の神隠し」「ハリー・ポッターと賢者の石」と同日数)。興収の発表はなかったが、入場料単価がだいたい1400円前後で推移しているので、累計で70億円といったところだろう。一方、今週2位に初登場した「Mr.インクレディブル」は単価が1200円弱と、「ハウル」より遙かに若年層に振れている。ちなみに全国のスクリーン数は689と「ハウル」の約1.5倍。その「インクレディブル」のオープニングは、土日2日間で興収がおよそ7億5000万円(先行上映含む)。これは「モンスターズ・インク」(興収95億円)の126%。また、昨年の「ファインディング・ニモ」(興収109億円)対比では67%。もっとも、スクリーン数や先行上映の回数などの違いもあって単純には比較できない。ともあれ、今やピクサー作品も興収目標が100億円、プレッシャーもなかなか大変だろう。そして3位には、シリーズ50周年にして最終作(?)「ゴジラ FINAL WARS」がデビュー。2日間の動員は15万9000人、興収1億9000万円と昨年の「ゴジ×ハム」比で105.6%。当面の目標は興収20億円あたりとなろう。果たして、シリーズ累計観客動員1億人を突破できるか? 今作のノルマは175万人だ。
2004年12月7日更新 駒井尚文