国内映画ランキング : 2004年10月9日~2004年10月10日

映画ランキング : 2004年10月12日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年10月9日~2004年10月10日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

アイ,ロボット

配給:フォックス

日劇1ほか東宝系 4
2 2

感染/予言

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 2
3

デビルマン

配給:東映

丸の内TOEI1ほか東映系 1
4 3

スウィングガールズ

配給:東宝

シャンテシネほか東宝系 5
5 4

バイオハザードII アポカリプス

配給:ソニー

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 5
6 5

ヴァン・ヘルシング

配給:ギャガ・ヒューマックス

日比谷スカラ座1ほか東宝系 6
7 7

ヴィレッジ

配給:ブエナビスタ

日劇3ほか東宝系 5
8

下弦の月/ラスト・クォーター

配給:松竹

渋谷シネパレスほか松竹・東急系 1
9 8

トゥー・ブラザーズ

配給:ヘラルド

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 4
10

ツイステッド

配給:アスミック

渋谷東急ほか松竹・東急系 1

※ファーストラン時点

「デビルマン」が3位。「下弦の月」は8位でデビュー

3連休の初っぱな、台風22号に翻弄された日本列島。この大型台風は、当然、興行にも影響を与えたようで、続映作品は軒並み30%以上の興収ダウンを喫している。そして、その台風で大阪の舞台挨拶が中止になったのが、3位で初登場の「デビルマン」。今年2本目の永井豪原作の実写映画化だが、さすがに「キューティーハニー」よりはいい出足で飛び出した。とは言え、「CASSHERN」の水準には届いていない模様で、3位といえど苦戦の様相。作品の評価もあまり芳しくないようだ。これ以外では「下弦の月」が8位、「ツイステッド」が10位にそれぞれデビューしているが、いずれも青息吐息。なお、トップ10には入ってないが、恵比寿ガーデンなどで公開された「モーター・サイクル・ダイアリーズ」が絶好調とのこと。公開日(10月9日)は奇しくもゲバラの命日であった。再び上位に目を向けると、「アイ,ロボット」が無傷のV4で興収30億円間近。2位の「感染」「予言」も興収10億円目指して奮闘中。「スウィングガールズ」はいよいよ20億円が見えてきた。ということで、(どちらかと言えば)東宝系の好調が光る秋興行だが、松竹・東急陣営は今週末「エクソシスト・ビギニング」「スクービー・ドゥー2」を投入。……我慢の秋だ。

2004年10月12日更新 駒井尚文

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