国内映画ランキング : 2004年11月27日~2004年11月28日

映画ランキング : 2004年11月30日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年11月27日~2004年11月28日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ハウルの動く城

配給:東宝

日比谷スカラ座1ほか東宝系 2
2 2

いま、会いにゆきます

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 5
3

ポーラー・エクスプレス

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 1
4

誰にでも秘密がある

配給:東芝エンタテインメント

日比谷みゆき座ほか東宝系 1
5

スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー

配給:ギャガ

日劇3ほか東宝系 1
6 3

コラテラル

配給:UIP

日劇1ほか東宝系 5
7 4

海猫

配給:東映

丸の内TOEI1ほか東映系 3
8 5

隠し剣 鬼の爪

配給:松竹

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 5
9 6

笑の大学

配給:東宝

シャンテシネほか東宝系 5
10 7

血と骨

配給:松竹/ザナドゥー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 4

※ファーストラン時点

「ハウル」余裕のV2。「ポーラー・エクスプレス」が3位

今週も東宝作品のワンツー。どうやら「ハウル」は、公開後1週間で35億円ほど稼いだ模様。2週目の興収は前週比で15%ほど落ちているようだが、特に問題はないだろう。2位の「いま会い」も今週中に30億円に到達予定。こちらも越年が確実だ。続いて、27日封切りの新作3本が並んだ。まず、CG化したトム・ハンクスが微妙な「ポーラー・エクスプレス」は、公開2日間と先行上映を加えての興収が2億円に届いていない。全国400スクリーン以上でこの数字はちょっと厳しい。続く4位のイ・ビョンホン、チェ・ジウ共演「誰にでも秘密がある」は、2日間で興収1億円程度。ちなみに、今年5月に公開されたヨン様の「スキャンダル」が115スクリーンで公開2日間の興収が6700万円。スクリーン数が40%ほど多い本作だが、オープニングの興収もおよそ40%増し(ただし「スキャンダル」はR-18だった)。通常の映画ファンも見に行く「シュリ」や「ブラザーフッド」のようなアクション大作は別にして、いわゆる韓流映画のマーケットは上限10億円(≒70万人)ぐらいではなかろうか。なお、5位の「スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー」はこれら2作品よりも大分落ちる成績。今週末は「Mr.インクレディブル」と「ゴジラ FINAL WARS」が封切りだが、「Mr.インクレディブル」の先行上映は「ファインディング・ニモ」よりも好調だったようだ。

2004年11月30日更新 駒井尚文

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