国内映画ランキング : 2004年10月23日~2004年10月24日

映画ランキング : 2004年10月26日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年10月23日~2004年10月24日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

シークレット・ウインドウ

配給:ソニー

日比谷スカラ座1ほか東宝系 1
2

2046

配給:ブエナビスタ

日劇3ほか東宝系 1
3 1

アイ,ロボット

配給:フォックス

日劇1ほか東宝系 6
4 2

感染/予言

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 4
5 3

スウィングガールズ

配給:東宝

シャンテシネほか東宝系 7
6 4

スクービー・ドゥー2/モンスターパニック

配給:ワーナー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 2
7 6

デビルマン

配給:東映

丸の内TOEI1ほか東映系 2
8 7

バイオハザードII アポカリプス

配給:ソニー

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 7
9 5

エクソシスト・ビギニング

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 2
10

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス<デジタル・リマスター版>

配給:ブエナビスタ

日比谷スカラ座2ほか東宝系 1

※ファーストラン時点

「シークレット・ウインドウ」が1位、「2046」が2位デビュー

週末、東京では映画祭が開幕し、新潟では大地震が起こったが、映画の興行にはそれらの影響はあまり見られなかった。今週、初登場で1位を飾ったのは、ジョニー・デップ主演の「シークレット・ウインドウ」。デップにとっては、大ヒット作「パイレーツ・オブ・カリビアン」以来の作品となることもあって、ファンの注目度も高かったが、何とオープニングの週末は「ビッグ・フィッシュ」(最終興収8億円)を上回るおよそ1億5000万円の興収を叩き出した。作品の内容的には、2週目以降の落ち込みが気になるところだが、一応、興収10億円を視野に入れている。2位には「2046」。チャン・イーモウ監督の「HERO」「LOVERS」の2作品のおかげで、アジアのスターが結集するというプロジェクトにもはや新味はないが、本作はウォン・カーウァイ監督作品としては未曽有の全国300館規模での公開。話題性から行けば、もっと弾けたかったところだが、映画の佇まいからすればこの位置は順当で、興収5億円強ぐらいの商いに止まりそうだ。初登場作品ではもう1本、ティム・バートンが93年に製作した「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のデジタル・リマスター版が10位に食い込んだ。こちらは、全国100館規模での上映。

2004年10月26日更新 駒井尚文

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