全米映画ランキング : 2004年9月3日~2004年9月5日

全米映画ランキング:2004年9月7日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年9月3日~2004年9月5日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Hero
「HERO」

Miramax
(ワーナー・公開済)

2,092 2 11,533,905 35,256,408
2 3

Without a Paddle

Paramount

2,756 3 9,400,000 40,240,000
3 2

Anacondas: The Hunt for the Blood Orchid

Screen Gems

2,905 2 8,000,000 23,852,000
4

Paparazzi

Fox

2,115 1 7,850,000 7,850,000
5 4

The Princess Diaries 2: Royal Engagement
「プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,139 4 7,315,000 85,279,000
6

Wicker Park
「アパートメント(仮)」

MGM
(ヘラルド)

2,598 1 6,750,000 6,750,000
7 6

Collateral
「コラテラル」

Dreamworks
(UIP)

2,348 5 6,500,000 88,900,000
8

Vanity Fair

Focus Features

1,051 1 6,118,330 7,258,505
9

The Cookout

Lions Gate

1,303 1 6,100,000 6,100,000
10 9

The Bourne Supremacy
「ボーン・スプレマシー」

Universal
(UIP)

1,718 7 5,400,000 164,823,850

「HERO」V2。パパラッチへの復讐劇が4位デビュー

レイバーデイ(労働者の日)で月曜日が振り替え休日となった先週末は、「HERO」が再び1位。ただし興収約1150万ドルはやや物足りなく、2週間の累計でも3500万ドルなので、「グリーン・デスティニー」のように1億ドルを突破するのは難しそう。新作は4本がランクイン。まず4位には、パパラッチたちの執拗な取材攻勢によって、妻子に怪我を負わされた若き映画スターが復讐を繰り広げる「パパラッチ」。製作はメル・ギブソンのアイコンで、パパラッチのボスにトム・サイズモア、映画スターに「ワイルド・スピードX2」のコール・ハウザー。続いて6位にはジョシュ・ハートネット主演のロマンチック・スリラー「アパートメント(仮)」。ロマーヌ・ボーランジェ、ヴァンサン・カッセル、モニカ・ベルッチ主演の「アパートメント」(95)のリメイクだが、興行的には奮わず。ジョシュ・ハートネットも一枚看板にはまだ早い? 共演は「トロイ」のローズ・バーンとダイアン・クルーガー。そして、8位にはリース・ウィザースプーン主演の文芸ドラマ「バニティ・フェア」。原作はサッカレーの「虚栄の市」、監督は「ハリー・ポッター」第5作の監督を噂されるインド女性ミラ・ナイール(「モンスーン・ウェディング」)。9位には、先日ワシントンDCで政治活動をしたために逮捕されたダニー・グローバーが出演する爆笑コメディ「ザ・クックアウト」。

2004年9月7日更新 藤井竜太郎

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