国内映画ランキング : 2004年1月3日~2004年1月4日

映画ランキング : 2004年1月6日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年1月3日~2004年1月4日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ファインディング・ニモ

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 5
2 2

ラスト・サムライ

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 5
3 3

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS/とっとこハム太郎

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 4
4 4

犬夜叉/天下覇道の剣

配給:東宝

日比谷スカラ座2ほか東宝系 3
5 6

マトリックス・レボリューションズ

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 9
6 5

ブルース・オールマイティ

配給:UIP

日劇3ほか東宝系 3
7 7

あたしンち

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 5
8 9

こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 2

配給:東宝

スバル座ほか東宝系 3
9 8

すべては愛のために

配給:ヘラルド

日比谷スカラ座1ほか東宝系 3
10 10

バッドボーイズ2バッド

配給:ソニー

日劇1ほか東宝系 6

※ファーストラン時点

「ニモ」+「サムライ」で、全国シェアのほぼ7割に

正月も相変わらず「ニモ」「サムライ」が強い。ちなみにこの週末の全体興収に占める割合は、「ニモ」が約35%、「サムライ」が約33%におよび、この2作で全体の70%近くまで達している。また、それぞれの最終興収見込みは、「ニモ」が相変わらず120億円付近、一方の「サムライ」は80億円突破を確実とし、100億円も視野に入れ始めている。日米両マーケットにおける「サムライ」の粘り強さは予想以上であった。この2強とは対照的に、3位以下の各作品は伸び悩みが続いているが、「バッド・ボーイズ2」「木更津」が15億円前後。「ゴジラ」はどうにか10億円をクリアしそうで、「犬夜叉」「ブルース・オールマイティ」が10億円に達しない見込み。そして今週末10日には早くも正月2弾映画が登場する。クリント・イーストウッド監督の「ミスティック・リバー」は、オスカーレースの真ん中を走っているが、興行的には極めて難しい作品。また、「半落ち」もベストセラーの映画化であるが、こちらも「ミスティック~」同様に重い。翌週17日公開各作品も現状を打開するほどのパワーが感じられないので、やはり2月14日の「王の帰還」までは硬直状態が続くと見て間違いないだろう。

2004年1月6日更新 駒井尚文

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