全米映画ランキング : 2003年6月13日~2003年6月15日

全米映画ランキング:2003年6月17日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年6月13日~2003年6月15日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 2

Finding Nemo
「ファインディング・ニモ」

Disney/Pixar
(ブエナビスタ)

3,425 3 29,200,000 192,300,000
2 1

2 Fast 2 Furious
「ワイルド・スピードX2」

Universal
(UIP)

3,418 2 19,100,000 84,000,000
3 3

Bruce Almighty
「ブルース・オールマイティ」

Universal
(UIP)

3,477 4 14,200,000 193,800,000
4

Rugrats Go Wild!

Paramount

3,041 1 12,500,000 12,500,000
5

Hollywood Homicide
「ハリウッド・ホミサイド」

Sony
(ブエナビスタ)

2,840 1 11,700,000 11,700,000
6

Dumb and Dumberer: When Harry Met Lloyd

NewLine

2,609 1 11,065,000 11,065,000
7 4

The Italian Job
「ミニミニ大作戦」

Paramount
(ヘラルド)

2,697 3 9,500,000 55,295,000
8 5

The Matrix Reloaded
「マトリックス・リローデッド」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,350 5 5,515,000 257,256,000
9 6

Daddy Day Care
「ダディ・デイ・ケア」

Sony
(UIP)

1,982 6 2,100,000 92
10 7

X2: X-MEN United
「X-MEN2」

Fox
(フォックス)

1,311 7 1,600,000 207,165,000

「ニモ」が1位に返り咲き! ジョシュの新作は5位デビュー

ディズニー+ピクサーのドル箱アニメ「ファインディング・ニモ」が首位に返り咲いた。興収は間もなく2億ドルに達し、この分で行けば3億ドルも射程距離。となると、「マトリックス・リローデッド」を抜いて、今年の上半期のトップの座を奪い取る可能性が高い。今週の初登場作品は3本。4位の「Rugrats Go Wild!」は、シリーズ3作目にして過去最低のオープニング記録。ファミリー向けの同作にとっては、ライバルの「ニモ」が強力なので致し方なしか。5位の「ハリウッド・ホミサイド」は、ハリソン・フォードとジョシュ・ハートネットが共演したクライム・アクション。ロス市警の刑事に扮した2人は、ラップ・シンガー殺人事件を捜査するというバディ・ムービーだ。監督は「さよならゲーム」「ティン・カップ」のロン・シェルトン。ハリソン・フォードにとっては、「K-19」を下回る不本意なオープニング成績となってしまった。6位の「Dumb and Dumberer」は、94年の「ジム・キャリーはMr.ダマー」のプリクォール。副題の「When Harry Met Lloyd」にあるように、ハリー(ジェフ・ダニエルズ)とロイド(ジム・キャリー)の出会いを描いている。もちろん、今作にはジム・キャリーもジェフ・ダニエルズも出演していないが、ロイド役のエリック・クリスチャン・オルセンはジム・キャリーにかなり似ているとの評判。なお今回の監督は、前作のファレリー兄弟から、トロイ・ミラーに交替。

2003年6月17日更新 藤井竜太郎

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