全米映画ランキング : 2003年4月4日~2003年4月6日

全米映画ランキング:2003年4月8日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年4月4日~2003年4月6日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Phone Booth
「フォーン・ブース」

Fox
(フォックス)

2,481 1 15,025,000 15,025,000
2

What a Girl Wants
「ホワット・ア・ガール・ウォント」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,964 1 12,060,000 12,060,000
3

A Man Apart
「ア・マン・アパート」

New Line
(松竹/ギャガ・ヒューマックス)

2,459 1 11,150,000 11,150,000
4 1

Head of State

Dreamworks

2,155 2 8,800,000 25,300,000
5 2

Bringing Down the House

Buena Vista

2,910 5 8,500,000 111,300,000
6 3

The Core
「ザ・コア」

Paramount
(ギャガ・ヒューマックス)

3,019 2 6,300,000 20,921,000
7 4

Basic
「ベーシック」

Sony
(ソニー)

2,876 2 5,400,000 20,036,000
8 5

Chicago
「シカゴ」

Miramax
(ギャガ・ヒューマックス)

2,395 15 5,314,000 152,182,159
9 7

Agent Cody Banks

MGM/UA

2,331 4 3,700,000 40,078,000
10 8

Plglet's Big Movie
「ピグレッツ・ザ・ムービー」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,021 3 3,000,000 17,000,000

コリン・ファレル主演「フォーン・ブース」が初登場で首位に!

昨年の11月に公開される予定だった「フォーン・ブース」が、公開延期のアクシデントをはね返して首位デビューを遂げた。ジョエル・シュマッカー監督、コリン・ファレル主演のこの作品は、昨年ワシントンDC近郊で起きた銃乱射事件に内容があまりにも似すぎているという理由で公開が見送られていたもの。ところがこの間、「デアデビル」「ザ・リクルート」という2本の出演作がいずれも全米1位に輝き、コリン・ファレルの人気が急上昇。本作の公開延期は、ファレルの人気が醸成されるのを待っていたような格好で、あまりにも見事な結果オーライとなった。2位には、弱冠16歳のアイドル、アマンダ・バインズ主演のアドベンチャー・ファンタジー「What a Girl Wants」が初登場でランクイン。こちらは、同じ人気者のコリンでも、ちょっとファン層が違うコリン・ファースが出演。3位もやはり初登場。ビン・ディーゼル主演の「A Man Apart」は、闇のドラッグ組織を取り巻く男たちのクライム・アクション。「トリプルX」の次としてはちょっと物足りない成績だが、3500万ドル(約70億円)程度の製作費なら、まあ納得できない数字でもない。そして、8位には落ちたが、「シカゴ」は興収1億5000万ドルを突破。この作品、実は全米ナンバーワンにはなっていないところがポイント。

2003年4月8日更新 藤井竜太郎

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