国内映画ランキング : 2003年1月4日~2003年1月5日
映画ランキング : 2003年1月7日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2003年1月4日~2003年1月5日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 1 | ハリー・ポッターと秘密の部屋配給:ワーナー | 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 | 7 | |
2 | 2 | マイノリティ・リポート配給:フォックス | 日劇1ほか東宝系 | 5 | |
3 | 3 | ギャング・オブ・ニューヨーク配給:松竹/ヘラルド | 丸の内ルーブルほか松竹・東急系 | 3 | |
4 | 4 | ピーター・パン2/ネバーランドの秘密配給:ブエナビスタ | 日劇3ほか東宝系 | 3 | |
5 | 5 | K-19配給:ヘラルド | 日比谷スカラ座1ほか東宝系 | 4 | |
6 | 6 | ゴジラ×メカゴジラ/とっとこハム太郎配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 4 | |
7 | 7 | 犬夜叉/鏡の中の夢幻城配給:東宝 | 有楽町スバル座ほか東宝系 | 3 | |
8 | 8 | 仔犬ダンの物語/ミニモニ。じゃムービー配給:東映 | 丸の内東映ほか東映系 | 4 | |
9 | 9 | ジョンQ配給:ギャガ・ヒューマックス | みゆき座ほか東宝系 | 7 | |
10 | 11 | たそがれ清兵衛配給:松竹 | 東劇ほか松竹系 | 10 |
※ファーストラン時点
「ハリー・ポッター」7連覇。上位は不動の正月ランキング
カレンダーに恵まれ、あちこちで9連休を楽しんだ人の多かった日本の年末年始。映画の方はというと、全体の興収は前年比で20%ほど落ちているようだ。もちろん、圧倒的に強いのは「ハリー・ポッター」でシェアは30~35%、次いで「マイノリティ・リポート」が20%弱、以下、「ギャング・オブ・ニューヨーク」が15%、「ピーター・パン2」の10%と続く。大作・話題作がずらり並んだように見えて、実は映画ファンにとっては、それほど観たい作品の多くなかった正月だったかも知れない。正月映画全体の本数が少なかったのは、「ハリポタ」の超拡大のせいもあるが、その影響をあまり受けないアート系作品に元気がなかったのが惜しまれる。さて、今週末は「運命の女」「ゴーストシップ」など早くも正月2弾作品が立ち上がるが、やはり注目は「T.R.Y.」だろう。「ホワイトアウト」以来の織田裕二主演作、作品の評価は微妙な感じだが、果たしてどんな成績で幕を開けるか? ただし、全般的には出入りの少ない年始の興行となることは間違いない。
2003年1月7日更新 駒井尚文