国内映画ランキング : 2002年3月16日~2002年3月17日

映画ランキング : 2002年3月19日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2002年3月16日~2002年3月17日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ロード・オブ・ザ・リング

配給:ヘラルド/松竹

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 3
2 2

モンスターズ・インク

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 3
3 3

オーシャンズ11

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 7
4 5

2002春 東映アニメフェア

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 3
5 4

エネミー・ライン

配給:フォックス

日劇3ほか東宝系 2
6 6

ドラえもん のび太とロボット王国〈キングダム〉ほか2本

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 2
7 10

千と千尋の神隠し

配給:東宝

日比谷映画ほか東宝系 35
8 7

ハリー・ポッターと賢者の石

配給:ワーナー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 16
9 8

キリング・ミー・ソフトリー

配給:アミューズ

日比谷スカラ座1ほか東宝系 4
10 9

アメリカン・スウィートハート

配給:東宝東和

日劇1ほか東宝系 3

※ファーストラン時点

上位3作品は不動。「モンスターズ・インク」が首位「ロード~」に肉薄

相変わらず「ロード・オブ・ザ・リング」「モンスターズ・インク」「オーシャンズ11」の3作品が市場を席巻しており、この3作以外の作品の成績は、正直なところあまり芳しくない。「ロード~」「モンスターズ~」ともに、前週比の落ちが15%前後と非常に少ないのが好材料だ。ところで、メイン館における土日の興行に関しては、「ロード~」が1日に4回しか上映できないのに対し「モンスターズ~」は6回上映可能なので、回転率でまさる「モンスターズ~」が有利。事実、週を追うごとに動員数ではかなり首位に肉薄してきいる。本格的な春休みシーズンに入って、どんな変化が現れるか注目だ。一方、この2作品の煽りを食った格好になったのが、和製アニメ作品。東映の「ワンピース」「デジモン」連合、東宝の「ドラえもん」ともども前週比で40%前後の落ち込みとなっていて、春のドル箱作品の面目躍如とはなっていない。今週末、23日にはラッセ・ハルストレム監督の「シッピング・ニュース」と、長嶋一茂が覆面ピッチャーに扮する「ミスター・ルーキー」が公開となるが、ランキングのどの位置に登場するか?

2002年3月19日更新 駒井尚文

過去のランキング