国内映画ランキング : 2002年3月9日~2002年3月10日

映画ランキング : 2002年3月12日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2002年3月9日~2002年3月10日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ロード・オブ・ザ・リング

配給:ヘラルド/松竹

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 2
2 2

モンスターズ・インク

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 2
3 3

オーシャンズ11

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 6
4

エネミー・ライン

配給:フォックス

日劇3ほか東宝系 1
5 4

2002春 東映アニメフェア

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 2
6

ドラえもん のび太とロボット王国〈キングダム〉ほか2本

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 1
7 6

ハリー・ポッターと賢者の石

配給:ワーナー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 15
8 7

キリング・ミー・ソフトリー

配給:アミューズ

日比谷スカラ座1ほか東宝系 3
9 5

アメリカン・スウィートハート

配給:東宝東和

日劇1ほか東宝系 2
10 10

千と千尋の神隠し

配給:東宝

日比谷映画ほか東宝系 34

※ファーストラン時点

「ロード」V2。「モンスター」も虎視眈々。「エネミー」は4位デビュー

「ロード・オブ・ザ・リング」が今週も順調に首位をキープ。そして2位の「モンスターズ・インク」が驚異的な勢いでこれを追う展開。「モンスター~」は9大都市の興収に対し、ローカル比率がおよそ75%近くまで上るという全国区的強さが特徴で、最終的には「ダイナソー」「トイ・ストーリー2」など、過去のディズニー作品を上回り、洋画アニメ史上歴代1位となることが確実視されている。今月いっぱいは、この上位2作のデッドヒートから目が離せない。そして、ジーン・ハックマンとオーウェン・ウィルソン主演による「エネミー・ライン」は、4位からのスタートとなった。大量のTVスポット出稿で攻勢をかけたが、3位の「オーシャンズ11」を蹴落とすまでの勢いは見られなかった。また、春休みの定番「ドラえもん」は6位に初登場。2年連続で東映の「デジモン」「ワンピース」連合の後塵を拝する結果に。それ以下では、「アメリカン・スウィートハート」が4ランクダウンと大苦戦。また、「千と千尋」の凱旋公開もさほどの勢いはない。興収300億円突破まであと5億円ほどだが、果たして到達できるか?

2002年3月12日更新 駒井尚文

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