国内映画ランキング : 2001年12月15日~2001年12月16日

映画ランキング : 2001年12月18日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2001年12月15日~2001年12月16日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ハリー・ポッターと賢者の石

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 3
2

スパイ・ゲーム

配給:東宝東和

日本劇場ほか東宝系 1
3

千年の恋/ひかる源氏物語

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 1
4

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃/とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険

配給:東宝

日劇東宝ほか東宝系 1
5

シュレック

配給:UIP

日劇プラザほか東宝系 1
6

スパイキッズ

配給:アスミック

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 1
7 2

アトランティス/失われた帝国

配給:ブエナビスタ

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 2
8 4

千と千尋の神隠し

配給:東宝

日比谷スカラ座1ほか東宝系 22
9 3

冷静と情熱のあいだ

配給:東宝

みゆき座ほか東宝系 6
10 5

ムーラン・ルージュ

配給:フォックス

日比谷映画ほか東宝系 5

※ファーストラン時点

「ハリポタ」V3。2位は「スパイ・ゲーム」、3位以下は大混戦!

「ハリー・ポッターと賢者の石」は12日、公開後12日間で興収50億円を突破、「千と千尋」が13日間かかったところをわずか1日ながら短縮し、新たな日本記録を達成している。3週目の週末も高稼働でクリア、まだまだ落ち込みが見られないため、年内は首位を守り続けるだろう。そして2位には「スパイ・ゲーム」が着けてきた。正月映画のラインナップの中では、大人向けの良質な作品という位置づけと見え、手堅く動員を重ねている。どうやら正月のナンバー2は、この作品か今週末公開の「バニラ・スカイ」のどちらかに落ち着くという見方が有力だ。3位の「千年の恋」「ゴジラ/ハム太郎」「シュレック」の3本は、ほぼ互角の勝負を繰り広げている。なお「ゴジラ/ハム太郎」は、客単価を見る限り「ハム太郎」効果が如実に見て取れる。「スパイキッズ」は6位からのスタートだが、上位の壁はかなり厚い。意外だったのは、「犬夜叉」がトップ10圏外、11位止まりだったこと。正月映画最大のダークホースというもっぱらの評判だっただけに、この成績はちょっと物足りないところ。

2001年12月18日更新 駒井尚文

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