クリスティアン・フリーデル
ドイツ(旧東ドイツ)出身。ミュンヘンのオットー・ファルケンベルグ舞台芸術学校で演技を学んだ後に舞台俳優として活動を始め、公立劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレなどの舞台に立つ。
映画デビュー作となったミヒャエル・ハネケ監督の「白いリボン」(09)がカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞して国際的な注目を集め、以降はドイツ国内の映画、TVドラマ、舞台を中心に活躍し、「ヒトラー暗殺、13分の誤算」(15)でも主演を務める。
アウシュビッツ強制収容所の隣で平和に暮らす家族を描いた主演作「関心領域」(23)はカンヌ国際映画祭でパルムドールに次ぐグランプリに輝き、第96回アカデミー賞でも国際長編映画賞を受賞した。その他の出演作にTVシリーズ「バビロン・ベルリン」(17〜22)など。ミュージシャンとしても活動している。