坪川拓史 : ウィキペディア(Wikipedia)
坪川 拓史(つぼかわ たくし、1972年2月25日 - )は、日本の映画監督、俳優、アコーディオン奏者。北海道長万部町出身で室蘭市に在住する。
略歴
1990年に上京して日本工学院専門学校に入学するが中退し、大田区洗足池公園でホームレス生活を送る。
1992年に串田和美主宰の劇団「オンシアター自由劇場」に入団し研究生となる。オーディションで劇団員の小日向文世から楽器が出来るか問われ、咄嗟に「アコーディオンが出来ます」とウソを言うが合格し、慌ててアコーディオンを始めるアートするひと(14)映画監督 坪川拓史。舞台俳優を経て自ら映画制作も始め、1995年に無声映画『十二月の三輪車』で初監督する。2011年に室蘭市へ移住する。
監督作品
長編
- 「美式天然」(2005年)
- 「第23回トリノ国際映画祭 Best Feature Film Prize(グランプリ)」
- 「第23回トリノ国際映画祭 Best Audience Prize(最優秀観客賞)」
- 「アリア」(2007年)
- 「第2回KINOTAYO現代日本映画祭 観客賞」
- 「第4回ユーラシア国際映画祭(カザフスタン) 中央アジア映画連盟選出最優秀作品」
- 「ハーメルン」(2013年)
- 「モルエラニの霧の中」(2020年)
「函館港イルミナシオン映画祭(最優秀観客賞)」
「第17回ロサンゼルス日本映画祭(最優秀作品賞)」
短編
- 「十二月の三輪車」(1995年)
- 「日本人アンナ」(2010年) - 『掌の小説』第三話
ラジオ番組
- 「坪川拓史セブンスガーデン」 FMびゅー (2012年 - )室蘭放送局
逸話
- 1作目「美式天然」は9年をかけて制作された。完成した2005年に「第23回トリノ国際映画祭」長編コンペティション部門に招かれ、「Best Feature Film Prize(グランプリ)」「Best Audience Prize(最優秀観客賞)」のW受賞という日本人初の快挙を成し遂げる。
音楽活動
- くものすカルテット(1998年 - )
- アコーディオン担当
- PecoDeRubo OrkestrO(ペコデルボ=オルケストロ)(2014年 - )
関連項目
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/02 21:50 UTC (変更履歴)
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