リンダ・ラブレース
リンダ・ボアマンとして、ニューヨークのブロンクスに生まれる。数々のハードコア・ポルノ作品に出演し、「ディープ・スロート」(72)で人気を極めるが、ほどなくして女優を引退。後に、ポルノ映画に出演した理由は、元夫でポルノ製作者のチャック・トレイナーに脅されていたためだったと告白する。80年に出版した自叙伝「Ordeal」も話題を呼び、反ポルノのフェミニズム活動家として大学などで講演を行った。02年4月3日コロラド州デンバーで交通事故に遭い、同月22日に53歳で他界。死後、ドキュメンタリー番組「インサイド・ディープ・スロート」(05)や、伝記映画「Lovelace(原題)」(12)、「Inferno(原題)」(13年米国公開予定)が製作される。