メアリー・スチュアート・マスターソン
ロサンゼルス生まれ、ニューヨーク育ち。父は映画監督のピーター・マスターソン、母は俳優のカーリン・グリンで、9歳のとき映画「ステップフォード・ワイフ」(75)に父と出演する。15歳のとき舞台版「不思議の国のアリス」でブロードウェイに初出演。「パニック・スクール 冒涜少年団」(85)で本格的な映画デビューを果たす一方、ニューヨーク大学で人類学を学ぶ。
「ロンリー・ブラッド」(85)、「恋しくて」(87)、「この愛の行方」(89)、「フライド・グリーン・トマト」(91)などの主要キャストとして注目を集め、「妹の恋人」(93)ではジョニー・デップの妹役を務めた。2007年、キルステン・ダンスト主演「The Cake Eaters」で長編映画監督デビュー。
06年に俳優のジェレミー・デビッドソンと結婚し、以降は4人の子育てとプロデュース業に軸足を移す。近年の俳優としての仕事に「ダニエル」(18)、「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」(23)などがある。