松本隆 : ウィキペディア(Wikipedia)

松本 隆(まつもと たかし、1949年7月16日 - )は、日本の作詞家、ミュージシャン。ロックバンドはっぴいえんどの元ドラマー。東京都出身、兵庫県神戸市在住。

略歴

東京都港区の青山で生まれた。父は元南九州財務局長、仙台銀行相談役の松本亘司(のぶじ)。母は伊香保温泉の石段街にある明治時代から続く写真館(斎藤写真店)の娘である知子。少女時代は「伊香保小町」といわれるほどの美人であり、国鉄のポスターモデルにもなったという。なお、両親ともに群馬県出身である。

港区立青南小学校、慶應義塾中等部、慶應義塾高等学校卒業。慶應義塾大学商学部中退。生まれ育った青山を基点として、多感な時期に多くの時間を過ごした乃木坂や麻布、六本木や渋谷界隈の範囲を「風街」と呼び、心の拠り所として愛している。音楽的にはビートルズの影響を強く受けたと語っている。また、妹が生まれつき病弱で早くに亡くなっており(1980年何も言わずに待ってくれた大滝詠一に「君は天然色」を書いて応えた松本隆|TAP the SONG|TAP the POP)、そのことが詞が優しいといわれる理由ではないかと自ら語っている。

1968年に細野晴臣が掛け持ちしていたバンド「バーンズ」のドラマーとして活動中に小坂忠、柳田博義、菊池英二らに細野とともに誘われエイプリル・フールを結成(当時は「松本零」名義)した。この時期に常に本を持ち歩いていて文学青年に見えたことから、細野より「松本、詞を書け」といわれ作詞を担当するようになる。エイプリル・フールが短期間で解散した後、細野、大瀧詠一、鈴木茂と「ヴァレンタイン・ブルー(後のはっぴいえんど)」を結成した。松本が出演したラジオ番組によれば、作詞は細野から「こんな詩を書け」といわれて渡された輸入盤レコードの歌詞を大学の友人に訳してもらい、自分なりに似せて作ったところから始まったという。

はっぴいえんど在籍中は、、都市に暮らす人々の心象風景を「ですます」調で描き、一部に熱狂的支持者を生むとともに、日本語ロック論争の発端となった。また、メンバーにはそれぞれ別名があり、松本は「江戸門弾鉄」エドモン・ダンテスの捩り。 名義で初期の大瀧のソロ曲の作詞も担当した。五つの赤い風船の「えんだん」で初めて、他のミュージシャンに詞を提供した。

はっぴいえんど解散後はムーンライダーズ(オリジナル・ムーンライダーズ)として活動する傍ら、作詞家兼音楽プロデューサー業を始める。しかしプロデュース第一作の南佳孝の『摩天楼のヒロイン』完成後に、南から「(歌詞が松本隆の世界すぎて)これはあなたのアルバムだ」と言われ、音楽プロデューサーとしての情熱を失ったという。その後、あがた森魚の『噫無情(レ・ミゼラブル)』、岡林信康の『金色のライオン』などのアルバムのプロデュースも行ったが、それ以降プロデューサー業からは退き、またオリジナルムーンライダーズからも脱退し、作詞家としての活動に専念することになった。

歌謡曲の作詞をするようになったきっかけのひとつに、音楽プロデューサーの木崎賢治との出会いがある。フリーのレコーディング・エンジニアやディレクターをしていた吉野金次を介し、木崎と知り合う。松本は歌謡曲の作詞をしてみたいと伝えると、木崎は吉野が当時担当していたアグネス・チャンの楽曲への作詞提供を提案。そしてアグネス・チャンのオリジナル・アルバム『アグネスの小さな日記』(1974年3月発売)の収録曲を数曲作詞し、その中の一曲「ポケットいっぱいの秘密」(1974年6月10日発売)がシングルカットされ、スマッシュヒット。これがきっかけで歌謡界に本格進出する。「ポケットいっぱいの秘密」のシングルカットに際してはアグネスが当時所属していた渡辺プロダクション社長の渡辺晋の高い評価があったという。ほぼ同時に、チューリップ「夏色のおもいで」を作詞し、これがすでに作曲者として名を成していた筒美京平の目に留まる。それがきっかけで松本は筒美と仕事をするようになり、アグネスと同じ渡辺プロダクション所属だった太田裕美が歌った「木綿のハンカチーフ」(1975年12月21日発売)の大ヒットにより作詞家として注目される。歌謡界に身を投じたきっかけは、『ヤングギター』編集長の山本隆士に「メジャーな分野で詞は書かないのか」と問われたことだった。松本が「あんなものはいつでも書ける」と言い放ったところ、「言った以上は証明してみろ」と山本にいわれ、「それならやってやろうじゃないか」となった。初めは歌謡界を見下していたが、「この詞には曲をつけられないだろう」と筒美に「木綿のハンカチーフ」の歌詞を持っていったところ、あっさりと曲をつけられてしまった。以後、考えを改め、作詞に没頭するようになった。

1970年代後半までに手掛けた特筆すべき仕事は、1975年の「木綿のハンカチーフ」の作詞ぐらいであるが、1978年に一連の原田真二作品の作詞を手掛けて世間に知られるようになった。松本自身、「1970年代後半は歌謡曲の駆け出し。駆け出しといっても、78年頃にはトップの方にいた」と述べている。

筒美京平とのコンビで中原理恵「東京ららばい」、桑名正博「セクシャルバイオレットNo.1」、近藤真彦「スニーカーぶる〜す」など、合計約380作品を手掛ける一方、1980年代よりはっぴいえんど時代の仲間たちを歌謡界に呼び寄せ、ヒットメーカーとしての快進撃が始まる。ミリオンセラーとなった細野とのイモ欽トリオ「ハイスクールララバイ」や大瀧の大ヒット・アルバム『A LONG VACATION』、第23回日本レコード大賞を受賞した寺尾聰の「ルビーの指環」、そして松田聖子の24曲連続オリコン1位中17曲を手掛けるなど、阿久悠に代わり歌謡界で一時代を築き上げた。。松田聖子についてはプロデューサーの若松宗雄、編曲の大村雅朗とともに「聖子プロジェクト」の主要メンバーとして聖子を支え、松本の人脈を活かして作曲家を起用するなど、作詞家の範疇を超え総合的な曲のプロデュースに関わっていた「僕の詞じゃないと生かせない」“声と勘が良くて気が強いだけ”だった松田聖子が80年代を代表するアイドルになれたワケ - 文春オンライン・2021年11月28日。歌謡曲における“松本・筒美”コンビの名は後に伝説と化す。

その後も薬師丸ひろ子斉藤由貴中山美穂、C-C-Bなど多数のアイドル、アーティストに詞を提供したが、1989年に一時作詞家としての活動を「休憩」。1994年に本格的に作詞活動を再開するまでの間は能・歌舞伎・オペラ・クラシックなどの「古典」にはまり、1992年にはフランツ・シューベルト『冬の旅』の現代口語訳を手掛けた「休憩」期間で没頭した古典からインスピレーション - iza!・2021年11月13日。作詞以外の文筆活動も行っており、代表作ともいえる私小説『微熱少年』は、自身が監督して映画化された。これは作詞を担当した鈴木茂の曲と同名タイトルである。

現在は自主レーベル「風待レコード」を設立し若手の育成に努めながら、KinKi Kids、中川翔子のヒット曲も手掛けるなど活躍中である。ドラマ『のだめカンタービレ』では松田聖子の「ピンクのモーツァルト」を引用し、アニメ『マクロスF』の挿入歌「星間飛行」のヒットなどで新たな世代にも存在をアピールした。

クラシック音楽にも造詣が深く、シューベルトの歌曲集「冬の旅」(1992年)、「美しき水車小屋の娘」(2004年)、「白鳥の歌」(2018年)日本コロムビア商品情報 に現代日本語訳をつけた。1999年には、カナリア諸島へ伝説の指揮者カルロス・クライバーの演奏会を聴きに行ったことがある松本隆 - ANA WORLD AIR CURRENT。また純邦楽作品として「幸魂奇魂」 古事記より作曲「藤舎貴生」第54回日本レコード大賞企画賞受賞作品

米国・韓国・中国のドラマ・映画にも耽溺しているといわれる。近年の趣味ではオンラインゲームも嗜むようになり、以前開設していた松本自身のウェブサイトでは「エバークエスト2」などゲームのスクリーンショットまで載せるほどのゲーマーっぷりを発揮していた。愛車はレクサス・RC F本人のinstagramより 2016年2月4日投稿 と レクサス・LC 。綾瀬はるかのファン。

2013年、慶應義塾大学特選塾員となる。またこの年、神戸へ移り住んだ松本隆が語ったラブソングの秘密「応援歌ではガンバレない。恋愛は自問自答」(J-CASTニュース 2016年9月9日15:02配信)2016年9月19日閲覧。

2015年8月21日・22日、『松本隆 作詞家活動四十五周年記念オフィシャル・プロジェクト』の集大成ともいえる『風街レジェンド2015』と冠したライブを東京国際フォーラムにて行った。松本が作詞を提供したアーティストらが数多く出演し、松本自身もはっぴいえんどのドラマーとしてステージに立った。両日とも公演時間は3時間30分以上に及ぶものであった松本隆『風街レジェンド2015』〜作詞家活動四十五周年記念オフィシャル・プロジェクト〜。なお、本ライブの模様は、Blu-ray化し、2021年12月22日にリリースされる予定。38曲・約3時間にわたるライブ映像が収録される。

2017年、紫綬褒章を受章松本隆が紫綬褒章「自分の作品が自分の存在を証明してくれた」(2017年11月2日)、音楽ナタリー、2017年11月2日閲覧。。

2020年11月2日、デビュー50周年を記念したトリビュートライブ『松本隆 50周年 風街古都 コトノハ』が京都コンサートホールアンサンブルホールムラタで開催された。但し、2019年以降の新型コロナウイルスによる感染拡大の状況を受け(「日本における2019年コロナウイルス感染症の流行状況」、「新型コロナウイルス感染症の世界的流行 (2019年-)」、「2019年コロナウイルス感染症による社会・経済的影響」参照)、無観客での開催・有料生配信を行った。出演者は曽我部恵一、城領明子、ノラオンナ、花*花、山田兎。サプライズゲストに岡林信康

2020年11月20日、『松本隆 作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクト』を始動松本隆 作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクト。同日、プロジェクトのスタートアップとしてWeb配信番組「〜松本 隆 作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクト〜風街ちゃんねる」を開局。同年12月12日に第1回を配信(月に1回、全6回。有料配信)。松本とともに宇賀なつみがMCを務め、毎回“風街の住人”をゲストに迎えて「作詞家・松本隆」のエピソードや秘話を時系列に沿って紐解いていくトーク番組。2021年10月31日に最終回を配信した。

2020年12月10日、『松本隆作詞活動50周年トリビュートアルバム』の制作を発表。

2021年7月14日、松本隆作詞活動50周年トリビュートアルバム『風街に連れてって!』がびいだまレコーズより発売。

2021年11月5日・6日、『松本隆 作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクト』の集大成ともいえるコンサート『風街オデッセイ2021』が日本武道館にて開催された。松本が作詞を提供したアーティストや縁のあるアーティスト40組以上が出演。松本は、細野晴臣、鈴木茂と共に、36年ぶりに"はっぴいえんど"のドラマーとして両日出演。「花いちもんめ」「12月の雨の日」「風をあつめて」の3曲を披露した。MCにおいて、1966年にビートルズが日本公演を行った際に、当時高校生だった松本はステージの正面(南スタンド)で公演を観て感銘を受けたことが、バンドを組む切っ掛けであったことを明かし「今、ここに立っています。あそこからここまで50年かかりました。今日はリンゴ・スターと同じ、ラディックのドラムで」と感慨無量の言葉を述べ、万雷の拍手を受けた。

家族・親族

父:松本亘司 - 1923年9月23日生まれ。茂十郎・むらの三男。元南九州財務局長、仙台銀行相談役。中央大学商学部卒業。

母:知子 - 1926年11月10日生まれ。斎藤嘉平の長女。高崎市立高等女学校卒業。実家は伊香保温泉の石段街にある明治時代から続く写真館・斎藤写真店。日本営業写真業界の草分けで、徳冨蘆花の撮影も担当した。

弟: - 1951年2月20日生まれ。レコーディング・エンジニア。株式会社ビークル代表取締役社長。日本大学生産工学部卒業。

妹:由美子 - 6歳年下の妹で、生まれつき心臓が弱く、1980年6月13日に24歳で死去した。当時、 大滝詠一の『A LONG VACATION』制作中だったが、妹の死のショックに伴いスランプに陥り、一時詞を書けなくなる。松本は「別の作詞家を探してくれ」と言うも、大滝は、作詞は松本以外は考えておらず、松本が再び詞を書けるまで待った為、『A LONG VACATION』の発売が延期される。妹を喪った失意の中、渋谷の景色がモノクロームにしか見えなかった事が「君は天然色」の歌詞が生まれたきっかけとなった。

妻:これ迄に3度の婚姻・離婚歴あり。2016年に書道家の女性と3度目の結婚をするも、2019年に離婚した事が報じられた。

主な作品

以下に歌手、アーティスト、グループの五十音順で記述します。

あ行

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か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行

著書

  • エッセイ集『微熱少年』(1975年、ブロンズ社・2016年、立東舎文庫)ISBN 978-4845627509
  • 風のバルコニー―松本隆詩集(1981年、新興楽譜出版社)
  • 秘密の花園(1984年、新潮社)
  • 小説『微熱少年』(1985年、新潮社・2016年、立東舎文庫)ISBN 978-4845628070カセットブックもリリースされている。ナレーションは森本レオ。
  • 風街詩人(1986年、新潮社)
  • 「マイダスの指」三部作
    • 硝子の人魚 マイダスの指1(1987年、思潮社)
    • 冒険王 マイダスの指2(1987年、思潮社)
    • 空中庭園 マイダスの指3(1987年、思潮社)
  • 三日月姫(1987年、文藝春秋)
  • 紺碧海岸(1992年、集英社)
  • 天国への階段(1993年 講談社)
  • 葡萄姫―千夜一夜物語(1996年、講談社)
  • 成層圏紳士(2001年、東京書籍)
  • 風のくわるてつと(1972年、新潮文庫・2001年、角川文庫・2016年、立東舎)ISBN 978-4845627813
  • 対談集『KAZEMACHI CAFE』(2005年、ぴあ)
  • 松本隆対談集 風待茶房 1971-2004(2017年1月10日、立東舎)ISBN 978-4845628995
  • 松本隆対談集 風待茶房 2005-2015(2017年1月10日、立東舎)ISBN 978-4845629008

映画

  • 微熱少年(1987年、東宝)
    • 松本の青春時代の経験を元に綴ったという自叙伝的小説『微熱少年』を映像化。松本の初監督作品。劇中音楽も手がけた。

関連作品

音楽
  • 風街図鑑(1999年12月1日)※ 作詞活動30周年記念コンピレーション。
  • 風街クロニクル 〜another side of happy end〜(2004年11月3日)※はっぴいえんどメンバー作曲×松本作詞作品のコンピレーション。
  • 風街少年(2007年11月21日)※ 著名人の選者12名が選んだ松本作品・男性ヴォーカル編。
  • 風街少女(2007年11月21日)※ 著名人の選者12名が選んだ松本作品・女性ヴォーカル編。
  • 風街図鑑 風編(2009年12月9日)※『風街図鑑』の品番改定による再発。1969年から1999年までの30年間でベストテンに入った作品から松本自身が選んだ50曲を収録。
  • 風街図鑑 街編(2009年12月9日)※『風街図鑑』の品番改定による再発。1969年から1999年までの30年に書いた詞、約2,000曲から本人が愛着のある50曲を収録。
  • 新・風街図鑑(2009年12月9日)※『風街図鑑』未収録の1969年から1999年までの曲と、2009年までの34曲を収録した、本人選曲による作詞活動40周年記念コンピレーション。
  • 松本隆に捧ぐ -風街DNA-(2010年5月12日)※ 松本が作詞を手がけた楽曲を今のアーティストがカヴァーした、作詞活動40周年記念アルバム。
  • 風街であひませう(2015年6月24日発売)※ 作詞活動45周年記念トリビュートカバーアルバム。完全限定生産盤は歌詞の朗読集がセット。
  • 風街に連れてって!(2021年7月14日) ※ 作詞活動50周年トリビュートアルバム。CD初回限定生産盤には、松本直筆の歌詞やリリー・フランキーによるライナーノーツをはじめ、楽曲をイメージした撮り下ろしグラビア、描き下ろし短編漫画など様々な切り口で松本の詞の世界を表現した雑誌仕様の特典本「100%松本隆」、他にLPがセットになっている。日本コロムビアの新レーベル「びいだまレコーズ」第一弾作品。亀田誠治がプロデュース。
  • 風街とデラシネ〜作詞家・松本隆の50年(2021年10月27日、GT music)※コンピレーションCD。同日発売書籍「風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年」との連動企画CD。
書籍・その他
  • 喫茶店で松本隆さんに聞いたこと(2021年7月1日、夏葉社、著:山下賢二)
  • 風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年(2021年10月27日、KADOKAWA、著:田家秀樹)※同日発売コンピレーションCD「風街とデラシネ〜作詞家・松本隆の50年」と連動企画書籍。
  • 松本隆のことばの力(2021年10月7日、集英社インターナショナル、著:藤田久美子)
  • 松本隆 言葉の教室(2021年11月16日、マガジンハウス、著:延江浩
  • 松本隆の詞を愛でる(2022年8月31日、翡翠総合研究所、著:白河清風)
ラジオ番組
  • TOKYO FM特別番組松本隆50周年記念ラジオドラマ「恋人ができてしまったら、心を風街に閉じ込めて。」(2021年11月22日(21日深夜)、TOKYO FM)

記録・受賞歴

オリコン

シングル総売上枚数 - 4,985.4万枚(作詞家歴代3位)【オリコン】秋元康氏、作詞シングル総売上が1億枚突破「驚いています」

順位売上枚数(万枚)作詞家
110022.6秋元康
26834.0阿久悠
34985.4松本隆
44229.7小室哲哉
53796.1つんく♂
シングル売上TOP10
順位タイトルアーティスト作曲家発売日
1硝子の少年KinKi Kids山下達郎1997年7月21日
2ルビーの指環寺尾聰寺尾聰1981年2月5日
3スニーカーぶる〜す近藤真彦筒美京平1980年12月12日
4ハイスクールララバイイモ欽トリオ細野晴臣1981年8月5日
5ジェットコースター・ロマンスKinKi Kids山下達郎1998年4月22日
6ボクの背中には羽根がある KinKi Kids織田哲郎2001年2月7日
7木綿のハンカチーフ太田裕美筒美京平1975年12月21日
8ガラスの林檎/SWEET MEMORIES松田聖子細野晴臣/大村雅朗1983年8月1日
9探偵物語/すこしだけやさしく薬師丸ひろ子大瀧詠一/大瀧詠一1983年5月25日
10魂を抱いてくれ氷室京介氷室京介1995年10月25日
その他
  • シングル1位獲得作品数:47曲(2015年現在)
  • 初のTOP10入り作品:「ポケットいっぱいの秘密」アグネス・チャン(1974年6月10日発売。チャート最高6位)
  • 初のTOP3入り作品:「木綿のハンカチーフ」太田裕美(1975年12月21日発売。チャート最高2位)
  • 初の1位獲得作品:「セクシャルバイオレットNo.1」桑名正博(1979年7月21日発売)

日本レコード大賞

大賞
  • 第23回(1981年)ルビーの指環 寺尾聰
作詩賞
  • 第23回(1981年)ルビーの指環 寺尾聰
:* 第24回(1982年)小麦色のマーメイド 松田聖子
特別金賞
  • 第25回(1983年)冬のリヴィエラ 森進一
金賞
  • 第23回(1981年)ルビーの指環 寺尾聰
:* 第24回(1982年)聖・少女 西城秀樹 :* 第24回(1982年)小麦色のマーメイド 松田聖子 :* 第25回(1983年)ガラスの林檎 松田聖子 :* 第25回(1983年)ミッド・ナイト・ステーション 近藤真彦 :* 第26回(1984年)ピンクのモーツァルト 松田聖子 :* 第27回(1985年)Romanticが止まらない C-C-B :* 第28回(1986年)ツイてるねノッてるね 中山美穂
ベスト・アルバム賞(アルバム大賞)
  • 第23回(1981年)A LONG VACATION 大滝詠一(10曲中9曲作詞担当)
:* 第28回(1986年)SUPREME 松田聖子(プロデュース。全10曲作詞担当)
特別賞
  • 第63回(2021年)

その他

  • 第16回日本作詩大賞(冬のリヴィエラ)
  • 第66回芸術選奨文部科学大臣賞(大衆芸能)
  • 2017年度紫綬褒章

出演

テレビ

  • SONGSスペシャル 時を超える青春の歌 〜作詞家・松本隆の45年〜(2015年10月30日、NHK総合)
  • 小さな旅シリーズ わたしの東京物語(2)〜風吹く街 新宿 松本隆〜(2017年4月16日、NHK総合)
  • ザ・インタビュー〜トップランナーの肖像〜(2017年4月22日、BS朝日)- インタビュアーは小島慶子
  • 坂崎幸之助のももいろフォーク村NEXT→しおこうじ玉井詩織×坂崎幸之助のお台場フォーク村(フジテレビNEXT)
    • 第91夜「松本縛りでお台場リクエストアワー」(2018年12月13日)
    • 第103夜「ももクロと松本隆縛り忘年会」(2019年12月17日)
    • 第115夜「松本隆×筒美京平縛り フNS音楽祭」(2020年12月9日)
    • 第127夜「松本隆縛りスタプラボーカルフェスティバル」(2021年12月14日)
    • 第139夜「松本隆縛り第2回スタプラボーカルフェスティバル」(2022年12月15日)
  • 世界一受けたい授業(日本テレビ)
    • 人を惹きつける"魔法の日本語表現"(2018年12月29日)
    • 昭和・平成・令和のヒットソング!作詞家・松本隆先生に学ぶ!心に響く歌詞(2023年9月2日)
  • 訳あって…東京に住むのヤメました(2019年1月5日、日本テレビ)
  • NHKスペシャル「筒美京平からの贈りもの 天才作曲家の素顔」(2020年10月31日、NHK総合)
  • NHK MUSIC SPECIAL 松本隆 50年 〜時代と人をつないだ作詞家〜(2021年7月15日、NHK総合)
  • Sound Inn “S” 松本隆トリビュートスペシャル(2021年7月17日、BS-TBS)
  • よみがえれ!!あなたの青春フォーク&ポップス!〈パート4〉(2021年9月5日、BSテレ東)

CM

  • サッポロビール「サッポロ生ビール黒ラベル」
    • 『大人エレベーター』66Floor(2016年7月)
    • 『丸くなるな、星になれ。』篇(2023年3月7日 - )

PV

  • クミコ「さみしいときは恋歌を歌って」(2016年9月)

ラジオ

  • 今日は一日○○三昧 第214回「今日は一日"松本隆ソング"三昧」(2019年2月11日、NHK-FM放送)
  • 松本隆 風街ラヂオ(2024年4月7日 - 、TBSラジオ) - 初のレギュラー冠番組。共演は竹内香苗

Web配信

  • 松本隆 作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクト「風街ちゃんねる」(2020年12月12日 - 2021年10月31日、PIA LIVE STREAM) - 全6回。MCは宇賀なつみ

連載

  • 書きかけの…(2022年4月2日 - 、朝日新聞『be』) - エッセイ。朝日新聞の週末別冊版(二部紙)にて映画監督の山田洋次、音楽プロデューサーの亀田誠治と週替わりで連載。

注釈

出典

外部リンク

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