前川清 : ウィキペディア(Wikipedia)

前川 清(まえかわ きよし、1934年 - )は、日本の国際政治学者、武蔵野学院大学名誉教授、公益財団法人防衛大学校学術・教育振興会監事。陸上自衛隊出身者であり、最終階級は陸将補 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧。

経歴

香川県の、現在の三豊市生まれ。

1期生として防衛大学校に学び、1957年に工学部応用化学専攻を卒業した。

1970年から1972年にかけて、フランスに留学(フランス陸軍大学校84期)留学先は、資料により日本語名称が「フランス陸軍大学・統合参謀大学」(『ドコールとナポレオン』奥付)、「仏陸軍大、同統合参謀大」(朝日新聞インタビュー)、「フランス高等国防大学」(日本郷友連盟ウェブサイト)などと異なっている。。

1974年から1976年にかけて外務省中東課に出向し、次いで1977年から1980年にかけて初代のエジプト防衛駐在官を務めた。

以降は、第32普通科連隊長、陸上幕僚監部教育課長、第2師団副師団長、第2混成団長(善通寺駐屯地司令)、防衛研究所副所長などを歴任し、57歳、陸将補で退官した。

1991年には、フランス国家功労勲章オフィシイエ級を受章した。

1997年以降は、武蔵野短期大学、武蔵野学院大学教授、特任教授を経て、名誉教授となった。

大学教員となってからは、国際政治関係の教育研究にあたるかたわら、香川県の「乃木うどん」の調査も行い、その復元にも関わった。

著書

  • 『ドゴールとナポレオン:その政戦略・リーダーシップ・能力開発の研究』 PHP研究所、1989年

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/07 03:13 UTC (変更履歴
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