ビル・アーウィン
デビュー前はサーカス団に所属。80年、ロビン・ウィリアムズ主演の「ポパイ」でスクリーンデビューを果たす。パントマイムのトレーニングを積んでいたことから、それを生かした舞台作品の演出にも力を入れ、89年の「Largely New York」でトニー賞の監督賞、男優賞と振り付け賞にノミネートされる。演劇、映画で活動する一方で、子ども向け番組「セサミストリート」(13~09)にも出演。映画「グリンチ」(00)で少女シンディの父親ルー・ルー・フー役を演じたほか、「レイチェルの結婚」(03)ではアン・ハサウェイ演じる主人公の父親を演じた。ブロードウェイでは、05年の「バージニア・ウルフなんかこわくない」でトニー賞男優賞を受賞。そのほか長寿ドラマ「CSI:科学捜査班」(08~11)や「LAW&ORDER:性犯罪特捜班」(13~14)の数エピソードにゲスト出演している。クリストファー・ノーラン監督のSF大作「インターステラー」(14)では、ロボットのTARSの声と動作を担当している。