ハンス・クリスチャン・ブレヒ : ウィキペディア(Wikipedia)
ハンス・クリスチャン・ブレヒ(Hans Christian Blech, 1915年2月20日-1993年3月5日)は、ドイツの俳優。ハンス・クリスチャン・ブレッヒとも。
来歴
ドイツ・ヘッセンのダルムシュタット生まれ。1937年にバーデン=バーデンで初舞台を踏み、キール、ライプツィヒなどで舞台に立つ。第二次世界大戦中はドイツ陸軍兵士として東部戦線に出征。戦後は1947年から舞台活動を再開し、ベルリン、フランクフルト、ウィーンなどの劇場に出演したが、一方で映画にも本格的に出演。戦前の兵営生活、戦中の東部戦線、敗戦の混乱期のドイツ陸軍兵士の横顔をユーモアとペーソスたっぷりに描いた『08/15』(08/15) の三部作のプラツェック (Wachtmeister Platzek) 曹長の役で人気を得る。その後も、ベルンハルト・ヴィッキやヴィム・ヴェンダース監督の映画作品にも出演し、人気を博した。
1993年、ミュンヘンにて死去。
主な出演作品
- 08/15 08/15(1954)
- 戦線の08/15 08/15 - Zweiter Teil(1955)
- 最後の08/15 08/15 - In der Heimat(1955)
- 史上最大の作戦 The Longest Day(1962)
- モリツリ/南太平洋爆破作戦 Morituri(1965)
- バルジ大作戦 Battle of the Bulge(1966)
- レマゲン鉄橋 The Bridge at Remagen(1969)
- 緋文字 Der Scharlachrote Buchstabe(1973)
- まわり道 Falsche Bewegung(1975)
- 連隊長レドル Oberst Redl(1985)
外部リンク
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