林文雄 : ウィキペディア(Wikipedia)
林 文夫(はやし ふみお、1952年4月18日 - )は、日本の経済学者。専門は、マクロ経済学・計量経済学。ペンシルバニア大学教授、コロンビア大学教授、東京大学教授、一橋大学教授、政策研究大学院大学教授を歴任。アメリカ芸術科学アカデミー外国人名誉会員、Econometric Society終身特別会員、アメリカ経済学会外国人名誉会員。2001年日本学士院恩賜賞受賞。1995年日本経済学会第一回中原賞受賞。
略歴
。1975年に東京大学経済学部卒業後、ハーバード大学に留学、1980年に同博士課程を修了(Ph.D)。
その後、ノースウェスタン大学経済学部助教授(1980-1982)、筑波大学社会工学系助教授(1982-1985)、大阪大学経済学部助教授(1985-1988)、ペンシルベニア大学教授(1988-1993)、コロンビア大学教授(1993-1995)、東京大学経済学部教授(1995-2009)、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授(2009-2015)を経て、2015年政策研究大学院大学政策研究科教授政策研究大学院大学教員情報.2016年4月23日閲覧。。
その間、日本経済学会第一回中原賞(1995年)や日本学士院賞恩賜賞(2001)を受賞した。また、1988年にはEconometric Society終身フェローに、2005年にはアメリカ芸術・科学院外国人名誉会員、2020年にはアメリカ経済学会外国人名誉会員に選ばれた日本経済学会1995年度中原賞受賞者.2016年4月23日閲覧。。
なお、東京大学在籍中(1995-2009)には大阪大学社会経済研究所教授(併任)や東京大学大学院経済学研究科附属日本経済国際共同研究センター教授も務めている。
著書
単著
- Econometrics, Princeton University Press, 2000.
- Understanding Saving: Evidence from the United States and Japan, MIT Press, 1997.
編著
- 『経済停滞の原因と制度(経済制度の実証分析と設計)』(勁草書房、2007)
- 『金融の機能不全(経済制度の実証分析と設計)』(勁草書房、2007)
- 『経済制度設計(経済制度の実証分析と設計)』(勁草書房、2007)
共編著
- Structural Impediments to Growth in Japan (National Bureau of Economic Research Conference Report), University of Chicago Press, 2003.
論文
関連項目
- 東京大学の人物一覧
- ハーバード大学に関係する日本人の一覧
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/09/22 00:59 UTC (変更履歴)
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