服部佳 : ウィキペディア(Wikipedia)
服部 佳(はっとり けい、1932年7月7日 - 2020年3月12日)は、東京都出身市川雷蔵のファンサイト「ようこそ雷蔵ワールドへ(データベース・服部佳)」の脚本家・劇作家。「服部佳子」または「服部ケイ」での制作・執筆した作品もある。
来歴・人物
早稲田大学大学院演劇研修科卒業後、ロンドン大学サマースクールで演劇・文学コースを学ぶ。
1955年日活撮影所製作部に入社後、脚本部に在籍。1964年に大映映画「忍びの者・伊賀屋敷」に直居欽哉と共同執筆し脚本家として本格デビューした後、日活を退社後も脚本契約を結んでいたが1968年からはフリーの脚本家としてテレビ・映画で活躍。
1980年からは舞台制作にも携わっており、1990年からは「演劇企画K」を主宰していた。
主な作品
テレビドラマ
- 弥次喜多隠密道中 (1971~1972)
- 木枯し紋次郎(第1期) (1972)
- 第1話「川留めの水は濁った」/第4話「女人講の闇を裂く」/第12話「木枯しの音に消えた」第13話「見かえり峠の落日」
- 木枯し紋次郎(第2期) (1972~1973)
- 第7話「海鳴りに運命を聞いた」/第10話「飛んで火に入る相州路」/第12話「九頭竜に折鶴は散った」/第17話「雪に花散る奥州路」4作総て服部佳子名義
- 狼・無頼控 (1973)
- 破れ傘刀舟 悪人狩り (1974~1977)
- はじめまして (テレビドラマ)(1975)
- 隠し目付参上 (1976)
- 「証明」 (1977)
- 「突風」 (1977)
- 「二階」 (1977)
- 古谷一行の金田一耕助シリーズ/犬神家の一族 (1977)
- 新・木枯し紋次郎 (1977~1978)
- 第4話「四つの峠に日が沈む」
- 東芝日曜劇場
- 「松本清張おんなシリーズ5・記憶」(1978)
- 「松本清張おんなシリーズ4・足袋」(1978)
- 「松本清張おんなシリーズ3・心の影」(1978)
- 「松本清張おんなシリーズ2・馬を売る女」(1978)
- 「松本清張おんなシリーズ1・張込み」(1978)
- 熱愛一家・LOVE (1979)
- 半七捕物帳 (1979)
- 東芝日曜劇場
- 「松本清張おんなシリーズ7・指」(1979)
- 「松本清張おんなシリーズ6・熱い空気」(1979)
- 熱い秋(1980~1981)
- 松本清張の黒革の手帖(1982)
- 木曜ゴールデンドラマ/松本清張の喪失 (1983)
映画
- あゝ野麦峠 (1979)
- 霧の旗 (1977)
- めくらのお市 みだれ笠 (1969)
- 荒い海 (1969)
- ジェットF104脱出せよ (1968)
- 女めくら 花と牙 (1968)
- 忍びの者 伊賀屋敷 (1965)
- 刺青一代 (1965)
舞台
- 帝劇「唐人お吉」(1983)
- 明治座 春の演劇祭 「花嫁」(1989)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/24 04:30 UTC (変更履歴)
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