西澤昭男 : ウィキペディア(Wikipedia)
西澤 昭男(にしざわ あきお、1942年 ‐ )は、日本の教育・メディア分野の実業家。映画監督としての活動もある。東京都出身。座右の銘は「自燈明」。
人物、略歴
京都大学文学部美学美術史学科卒。3年間大学院に在籍。 1976年に大阪で株式会社能力開発センター(現ワオ・コーポレーション)を設立。現在は、 学習塾・予備校・資格スクールの運営など、幼児から社会人までを対象とした教育事業を全国で展開している。 また、同子会社として、2000年に株式会社ワオネット(在宅教育サービスの企画・開発)を設立、同じく2000年に株式会社ワオワールド(アニメーション・CG等の企画・制作)を設立する。
2000年のアニメーション制作会社ワオワールド設立を機に、自ら脚本も手がけながら映画監督としての活動を本格化。2004年に劇場用長編アニメーション第1作『NITABOH 仁太坊-津軽三味線始祖外聞』、2006年に第2作『ふるさと-JAPAN』、2009年に第3作『8月のシンフォニー ―渋谷2002〜2003』をロードショー公開。3作品とも海外映画祭で一定の評価を得る。『NITABOH』はBS日テレで、『8月のシンフォニー』BSフジで、テレビでも放送された。また、初の実写作品となるドキュメンタリー映画も制作中。
2010年9月現在、ワオグループの
- 株式会社ワオ・コーポレーションの代表取締役会長株式会社ワオ・コーポレーション / 会社情報
- 株式会社アートスタッフの取締役会長会社概要 | 株式会社アートスタッフ
- 株式会社ワオネットの取締役会長会社概要
- 株式会社ワオワールドの取締役会長会社概要|株式会社ワオワールド
を務めている。
2011年 - 株式会社アートスタッフ、株式会社ワオネット、株式会社ワオワールドの合併統合による廃止にともない、株式会社ワオ・コーポレーションの代表取締役会長兼社長に就任。
監督作品
劇場用長編アニメーション
- NITABOH 仁太坊-津軽三味線始祖外聞(2004年公開)
- 第10回ソウル国際アニメーションフェスティバル「SICAF2006」 長編映画部門グランプリ受賞NITABOHオフィシャルサイト
- 第11回リヨン-アジア映画祭 観客によるベストアニメ映画賞第1位
- 第7回リール・ツー・リアル国際青少年映画祭 世界の子どもたちが選ぶベストピクチャー賞
- ふるさと-JAPAN(2006年公開)
- 第12回リヨン-アジア映画祭 アニメーション部門&子ども部門 Wグランプリ受賞ふるさと-JAPAN- 劇場用長編アニメーション映画
- 8月のシンフォニー -渋谷2002〜2003(2009年夏公開)8月のシンフォニー|劇場用長編アニメーション第3作“8月のシンフォニー ―渋谷 2002~2003”制作開始!
- シンガーソングライター川嶋あいの伝記映画。
ドキュメンタリー映画
- ギュメ寺は祈っている(2008年)
- インド・フンスールにあるチベット密教の寺・ギュメ寺で修業に励む僧侶たちと、この寺の再興をサポートする日本人・平岡英信(清風学園理事長)を描く。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/08/25 07:08 UTC (変更履歴)
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