ソル・ギョング : ウィキペディア(Wikipedia)

ソル・ギョング(、1967年5月1日〈族譜での記載は4月6日〉 - )は、韓国の俳優。韓国忠清南道舒川郡生まれ。本貫は淳昌薛氏、旧族譜名は薛善煥()。麻浦高校を経て漢陽大学校演劇映画学科卒業。漢陽レパートリーへの参加により俳優の道へ進んだ。

チェ・ミンシクソン・ガンホと共に2000年代韓国映画界ルネサンスを主導した3人組の一人だった。 2010年代以降は、本人の離婚と再婚などが重なり、興行力は以前より落ちた方だが、依然として演技力は認められ、様々な作品に出演している。

芸術的な作品から娯楽作品において幅広い役柄をこなし、「カメレオン俳優」と呼ばれることもある。『シルミド』『力道山』など、日本で公開された映画にも多く出演している。プロフィール上は身長178cm、体重72kgだが、役によって徹底的な体作りをすることで知られる特に「力道山」ではプロレスラー役を演じるため、体重を22kg増の94kgまで増やしたほか、全セリフの98%となる日本語のセリフをこなした。。

私生活では、前妻との間に1女をもうけたが2006年に離婚、2009年5月28日に俳優のソン・ユナと再婚し、2010年に1子をもうけた。

出演作品

映画

  • 花びら(1996年)
  • ディナーの後に(1998年)
  • ユリョン(1999年)
  • 虹鱒(1999年)
  • 鳥は閉曲線を描く(1999年)
  • ペパーミント・キャンディー(2000年)
  • 燃ゆる月(2000年)
  • 私にも妻がいたらいいのに(2001年)
  • 公共の敵(2002年)
  • ジェイル・ブレーカー(2002年)
  • オアシス(2002年)
  • 光復節特赦(2002年)
  • シルミド(2003年)
  • 愛を逃す(2005年)
  • 公共の敵2(2005年)
  • 熱血男児(2006年)
  • 力道山(2006年)
  • あいつの声(2007年)
  • 戦い(2007年)
  • 喧嘩 -ヴィーナスvs僕-(2007年)
  • カン・チョルジュン 公共の敵1-1(2008年)
  • TSUNAMI -ツナミ-(2009年) - 2010年9月25日日本公開
  • 冬の小鳥(2009年)
  • カメリア(2010年) - 2011年10月22日日本公開
  • トラブルシューター 解決士(2011年)
  • ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年) - 2013年8月日本公開
  • ソウォン/願い(2013年)
  • 監視者たち(2013年)
  • ザ・スパイ シークレット・ライズ(2013年)
  • 22年目の記憶(2014年)
  • 西部戦線1953(2016年)
  • ルシッドドリーム/明晰夢(2017年)
  • 名もなき野良犬の輪舞(2017年)
  • 殺人者の記憶法(2017年)
  • 1987、ある闘いの真実(2017年) - 2018年9月8日日本公開
  • 悪の偶像(2019年)
  • 君の誕生日(2019年)
  • パーフェクト・バディ 最後の約束(2019年)
  • 茲山魚譜 チャサンオボ(2021年)
  • 夜叉 -容赦なき工作戦-(2022年):Netflix独占配信映画
  • キングメーカー 大統領を作った男(2022年)キャスト&ディレクター - 『キングメーカー 大統領を作った男』オフィシャルサイト(2022年8月19日閲覧)
  • キル・ボクスン(2023年):Netflix独占配信映画
  • 罪深き少年たち(2023年)

ドラマ

  • 大きいお姉さん(1994年、MBC)
  • 聖徳太子(2001年11月10日、NHK)

舞台

  • シムバセメ(1993年)
  • こんな歌(1994年)
  • 地下鉄 1号線(1994年)
  • トゥルーウェスト(1995年)
  • 地下鉄 1号線(1996年)
  • モスキート(1996年)
  • 青大将新郎と彼の花嫁(1996年)
  • 地下鉄 1号線(2001年)
  • ラブレター(2005年)

受賞歴

  • 2000年 第36回 百想芸術大賞 映画部門 最優秀新人男優賞
  • 2000年 第21回 青龍映画賞 最優秀主演男優賞
  • 2000年 第20回 映画評論家協会賞 最優秀主演男優賞
  • 2000年 第08回 春史大賞映画祭 最優秀主演男優賞
  • 2000年 第37回 大鐘賞映画祭 最優秀新人男優賞
  • 2000年 第37回 大鐘賞映画祭 主演男優賞
  • 2000年 第23回 黄金撮影賞 最優秀新人男優賞
  • 2000年 第10回 オスロ国際映画祭 特別賞
  • 2000年 第02回 スロバキア ブラチスラバ 映画祭 主演男優賞
  • 2002年 第38回 百想芸術大賞 映画部門 大賞
  • 2002年 第38回 百想芸術大賞 映画部門 主演男優賞
  • 2002年 第39回 大鐘賞映画祭 最優秀主演男優賞
  • 2002年 第05回 ディレクターズ・カット・アワード 最優秀主演男優賞
  • 2002年 第22回 映画評論家協会賞 最優秀主演男優賞
  • 2002年 第10回 春史大賞映画祭 最優秀主演男優賞
  • 2002年 第23回 青龍映画賞 最優秀主演男優賞
  • 2002年 第03回 釜山映画評論家協会賞 最優秀主演男優賞
  • 2002年 第01回 大韓民国映画大賞 最優秀主演男優賞
  • 2003年 第26回 黄金撮影賞 最優秀人気男優賞
  • 2003年 第29回 シアトル国際映画祭 ゴールデン・スペース・ニードル賞
  • 2003年 第39回 百想芸術大賞 映画部門 主演男優賞
  • 2004年 第40回 百想芸術大賞 映画部門 主演男優賞
  • 2005年 第42回 大鐘賞映画祭 主演男優賞
  • 2007年 第44回 大鐘賞映画祭 主演男優賞
  • 2007年 第28回 青龍映画賞 主演男優賞
  • 2007年 第15回 春史大賞映画祭 主演男優賞
  • 2008年 第29回 青龍映画賞 人気スター賞
  • 2008年 第29回 青龍映画賞 主演男優賞
  • 2008年 第16回 春史大賞映画祭 主演男優賞
  • 2009年 第45回 百想芸術大賞 主演男優賞
  • 2009年 第46回 大鐘賞映画祭 主演男優賞
  • 2009年 第17回 大韓民国文化芸能大賞 映画部門 大賞
  • 2010年 第18回 春史大賞映画祭 主演男優賞
  • 2013年 第34回 青龍映画賞 人気スター賞
  • 2014年 第50回 百想芸術大賞 映画部門 最優秀主演男優賞
  • 2014年 第13回 ニューヨーク・アジア映画祭 アジアスター賞
  • 2015年 第35回 黄金撮影賞 最優秀主演男優賞
  • 2017年 第38回 青龍映画賞 人気スター賞
  • 2017年 第38回 青龍映画賞 主演男優賞
  • 2017年 第54回 大鐘賞映画祭 最優秀主演男優賞
  • 2017年 第37回 韓国映画評論家協会賞 主演男優賞
  • 2017年 第17回 ディレクターズ・カット・アワード 最優秀主演男優賞
  • 2018年 第09回 大韓民国映画大賞 最優秀主演男優賞

注釈

出典

外部リンク

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