スタンリー・クレイマー : ウィキペディア(Wikipedia)
スタンリー・クレイマー(Stanley Kramer, 1913年9月29日 - 2001年2月19日)はアメリカ合衆国ニューヨーク出身の映画監督・映画プロデューサー。
略歴
ニューヨーク大学在学中からインターンシップで20世紀フォックスで働くようになる。その後に製作助手となり、戦時中は軍用映画の製作に携わる。1948年に自分の制作会社を設立、プロデューサーとして『シラノ・ド・ベルジュラック』『真昼の決闘』『ケイン号の叛乱』などの後世にも残る名作を手がけた。1955年に映画監督としてデビュー。社会派の監督として知名度を上げ、『手錠のまゝの脱獄』『ニュールンベルグ裁判』『招かれざる客』でアカデミー賞にノミネートされ、1961年のアービング・G・タルバーグ賞を受賞した。
フィルモグラフィー
年 | 作品 | クレジット | 備考 |
---|---|---|---|
1948 | ムコ捜し大騒動So This Is New York | 製作 | |
1949 | チャンピオンChampion | 製作 | |
1950 | 男たちThe Men | 製作 | |
シラノ・ド・ベルジュラックCyrano de Bergerac | 製作 | ||
1951 | セールスマンの死Death of a Salesman | 製作 | |
1952 | 白昼の脱獄My Six Convicts | 製作 | |
真昼の決闘High Noon | 製作 | ||
1953 | 乱暴者The Wild One | 製作 | |
1954 | ケイン号の叛乱The Caine Mutiny | 製作 | |
1955 | 見知らぬ人でなくNot As A Stranger | 監督・製作 | |
1957 | 誇りと情熱The Pride and the Passion | 監督・製作 | |
1958 | 手錠のまゝの脱獄The Defiant Ones | 監督・製作 | |
1959 | 渚にてOn the Beach | 監督・製作 | |
1960 | 風の遺産Inherit the Wild | 監督・製作 | |
1961 | ニュールンベルグ裁判Judgment at Nuremberg | 監督・製作 | |
1963 | おかしなおかしなおかしな世界It's a Mad Mad Mad Mad World | 監督・製作 | |
愛の奇跡A Child is Waiting | 製作 | ||
1964 | ガンファイトへの招待Ship of Fools | 製作 | |
1965 | 愚か者の船Ship of Fools | 監督・製作 | |
1967 | 招かれざる客Guess Who's Coming to Dinner | 監督・製作 | |
1969 | サンタ・ビットリアの秘密The Secret of Santa Vittoria | 監督・製作 | |
1970 | R. P. M. | 監督・製作 | |
1971 | 動物と子供たちの詩Bless the Beasts & Children | 監督・製作 | |
1973 | オクラホマ巨人Oklahoma Crude | 監督・製作 | |
1974 | 復讐の裁判!?マレーの虎・山下将軍の悲劇Judgment The Court Martial of the Tiger of Malaya, General Yamashita | 監督・制作 | テレビムービー |
1977 | ドミノ・ターゲットThe Domino Principle | 監督・製作 | |
1979 | The Runner Stumbles | 監督・製作 | |
受賞とノミネート
賞 | 年 | 部門 | 作品 | 結果 |
---|---|---|---|---|
アカデミー賞 | 1952年 | 作品賞 | 真昼の決闘 | |
1954年 | ケイン号の叛乱 | |||
1958年 | 手錠のまゝの脱獄 | |||
監督賞 | ||||
1961年 | 作品賞 | ニュールンベルグ裁判 | ||
監督賞 | ||||
アービング・G・タルバーグ賞 | ||||
1965年 | 作品賞 | 愚か者の船 | ||
1967年 | 招かれざる客 | |||
監督賞 | ||||
英国アカデミー賞 | 1959年 | 国連賞 | 渚にて | |
1968年 | 招かれざる客 | |||
ゴールデングローブ賞 | 1958年 | 監督賞 | 手錠のまゝの脱獄 | |
1959年 | 渚にて | |||
1960年 | 特別賞 | 風の遺産 | ||
1961年 | 監督賞 | ニュールンベルグ裁判 | ||
1967年 | 招かれざる客 | |||
1969年 | サンタ・ビットリアの秘密 | |||
ブルーリボン賞 | 1960年 | 外国作品賞 | 渚にて | |
ニューヨーク映画批評家協会賞 | 1958年 | 監督賞 | 手錠のまゝの脱獄 |
出典
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/14 16:11 UTC (変更履歴)
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