スダー・コーングラー : ウィキペディア(Wikipedia)
スダー・コーングラー(Sudha Kongara)は、インドのタミル語映画で活動する映画監督、脚本家。
生い立ち
ヴィジャヤワーダに暮らすテルグ語話者の家庭に生まれ、チェンナイで幼少期を過ごした後、同地のに進学して歴史とマスコミュニケーションの学位を取得した。
キャリア
2002年にレーヴァティの『Mitr, My Friend』で脚本を手掛けた後、マニラトナムの下で7年間助監督を務めた。2010年に『Drohi』でタミル語映画デビューし、同作の製作中に『』の構想を思いつき、脚本の執筆を始めた。2013年に長期休養中だったに出演を打診し、が演じるアマチュアボクサーを指導するコーチ役に起用された。2017年には同作をリメイクしたテルグ語映画『Guru』も手掛け、R・マーダヴァンに代わりヴェンカテーシュ・ダッグバーティをコーチ役に起用している。
2020年にはの創業者の半生を描いた『ただ空高く舞え』を手掛け、同作は主演を務めたスーリヤの及びとの共同製作作品となっている。『ただ空高く舞え』はCOVID-19パンデミックの影響を受けて劇場公開を断念し、Amazon Prime Videoで配信され、では5部門を受賞するなど大きな成功を収めた。2024年には同作をリメイクしたヒンディー語映画『Sarfira』も手掛け、スーリヤに代わりアクシャイ・クマールを主演に起用している。
フィルモグラフィー
年 | 作品 | 監督 | 脚本 | 言語 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2002 | Mitr, My Friend | 英語 | |||
2008 | Andhra Andagadu | テルグ語 | |||
2010 | Drohi | タミル語 | |||
2016 | タミル語ヒンディー語 | ||||
2017 | Guru | テルグ語 | |||
2020 | Putham Pudhu Kaalai | タミル語 | 「Ilamai Idho Idho」監督 | ||
ただ空高く舞え | |||||
Paava Kadhaigal | 「Thangam」監督 | ||||
2024 | Sarfira | ヒンディー語 | |||
受賞歴
年 | 部門 | 作品 | 結果 | 出典 |
---|---|---|---|---|
国家映画賞 | ||||
『ただ空高く舞え』 | rowspan=2 | |||
フィルムフェア賞 南インド映画部門 | ||||
『最終ラウンド』 | ||||
タミル語映画部門作品賞 | 『ただ空高く舞え』 | |||
タミル語映画部門監督賞 | ||||
南インド国際映画賞 | ||||
タミル語映画部門作品賞 | 『最終ラウンド』 | |||
タミル語映画部門監督賞 | ||||
タミル語映画部門作品賞 | 『ただ空高く舞え』 | rowspan=2 | ||
タミル語映画部門監督賞 | ||||
タミル・ナードゥ州映画賞 | ||||
2015年 | 『最終ラウンド』 | |||
出典
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/12/02 12:45 UTC (変更履歴)
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