ホナス・トルエバ
スペインのマドリード出身で、父はスペインの名匠フェルナンド・トルエバ。2000年に短編「Cero en conciencia」を発表した後、脚本家としてビクトル・ガルシア・レオン監督作「Más pena que gloria」(01)、「Vete de mí」(06)や父フェルナンド監督作「El baile de la Victoria」(09)に携わる。「Todas las canciones hablan de mí」(10)で長編監督デビューを果たし、13年の「Los ilusos」制作に際して製作会社「Los Ilusos Films」を設立。以降、夏のマドリードでひとりの女性が新たな自分を見つけるまでの日々を描いた「8月のエバ」(19)や「とにかく見にきてほしい」(22)など、叙情豊かな作品を発表している。前者はカルロビ・バリ国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞。