福谷圭祐 : ウィキペディア(Wikipedia)

福谷 圭祐(ふくたに けいすけ、1990年7月28日 - )は、日本の劇作家、演出家、脚本家、俳優。大阪府出身。近畿大学卒業。匿名劇壇主宰、リコモーション所属。

来歴

  • 高校時代まで演劇を観たことがなく、2009年 近畿大学に入学してから演劇を学び始め、竹内銃一郎に脚本・松本修に演出、水沼健に両方の指導を受ける。
  • 2010年 スタッフの動きを学ぶために、カフカの変身を題材とした「THE EGG」公演に参加、この時のメンバーで後に劇団を結成する事になる。
  • 2011年5月に匿名劇壇を結成、旗揚げ公演「HYBRID ITEM」を上演、以降、全ての作品の作・演出を行う。
  • 2012年、作・演出を担当した大学卒業演劇公演「最高の遊園地!」を上演する。
  • 2014年、第1回 北海道戯曲賞で、作「終末の予定」が最終選考作品となる。
  • 2015年、Mゲキ→ネクストに参加して「プレゼントタイム・ハローグッバイ」を上演する。
  • 2016年、第23回 OMS戯曲賞で、作「悪い癖」が大賞を受賞する。

作・演出だけでなく作品に自らも出演する。匿名劇壇 以外の劇団作品への参加・出演や、テレビ・ラジオでの脚本も行っている。

受賞歴

  • 2016年(第23回)OMS戯曲賞 大賞「悪い癖」
  • 2017年 CoRich舞台芸術まつり! 演技賞

参加作品

舞台

匿名劇壇 公演(作・演出・出演)

  • 作品一覧はこちらを参照

その他

  • 大学卒業演劇公演「最高の遊園地!」(2012年、日本橋アートスタジオ)
  • DRY BONES「いちご大福姫『大福、膨れ上がる』」(2012年、ウィングフィールド)脚本
  • バンタムクラスステージ 几帳面独白道化師「チェーホフの銃」(2013年、十三 BlackBoxx)脚本・出演
  • 2014年
    • 有元はるか 一人芝居「思い出すために」(in→dependent theatre 1st)脚本・演出
    • 劇団Patch「森ノ宮演出家殺人事件」(森ノ宮ピロティホール)
    • いまとこれからについて考える「宇宙人が攻めてくる話」(火星の庭)演出
    • 河口仁 一人芝居「DANCE BURNN」(in→dependent theatre 2nd)演出
  • futurismo「珈琲が冷めるまでの戦争」(2015年、common cafe)
  • 2016年
    • ippei「メガネニカナウ2『無言探偵 ~あとは珈琲を飲むだけさ~』」(in→dependent theatre 1st)脚本・演出
    • 1/4「二時間に及ぶ交渉の末」(ぽんプラザホール)脚本
    • アカル×大熊隆太郎「梓巫女C子の無謀な賭け」(アカルスタジオ)脚本
    • プロトテアトル フェスティバル#2「戦争くんと平和ちゃん」(カフェ+ギャラリー can tutku)脚本
  • 空想工藝舎「ポリアモリー・ラブ・アンド・コメディ」(2018年、冷泉荘)脚本

テレビ

  • ハピくるっ!「実録!オンナの○○事件簿」(2014年、関西テレビ)脚本
  • 大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語 -Part2-(2017年、関西テレビ)鶴橋駅:脚本

ラジオ

  • ラヴィーナ&メゾン STORY FOR TWO(1996年 - 、Kiss FM KOBE)月一回 脚本
  • クリスマススペシャル2018「言葉のカイロでホッカホカ」(2018年、Kiss FM KOBE)脚本

CM

  • 木下の介護 40秒スポットラジオCM(2017年、InterFM)脚本

出演作品

舞台

  • 唐十郎演劇塾「腰巻お仙」(2009年、東京芸術劇場、演出:唐十郎
  • 壁ノ花団
    • 「ヤングフォーエバー」(2011年、アトリエ劇研 他)
    • 「そよそよ族の叛乱」(2014年、AI・HALL)
  • バンタムクラスステージ「洗礼者の接吻」(2012年、ABCホール)
  • baghdad cafe
    • 「talk about her life」(2013年、カフェ+ギャラリー can tutku)
    • 「LIVES」(2014年、天劇キネマトロン)
  • iaku
    • 「walk in closet」(2015年、AI・HALL 他)
    • 「エダニク」(2016年、三鷹市芸術文化センター 他)
  • 2017年
    • 突劇金魚「僕のヘビ母さん」(突劇金魚アトリエ)
    • 三好大貴プロデュースBuilding「水の泡」(BLACK CHAMBER)
    • INDEPENDENT:17「一人だけ芝居」(in→dependent theatre 2nd)一人芝居
  • 2018年
    • the nextage「みず色の空、そら色の水」(ウイングフィールド)
    • INDEPENDENT:FUK 18「一人だけ芝居」(ぽんプラザホール)一人芝居
    • ロイン機関「底なし女とパリの狂人」(應典院 本堂)

その他

  • 上田ダイゴ×福谷圭祐「LOOKUP TALK 010」(2014年)
  • 劇作バトル!(2016年、ドーンセンター)
  • 現代演劇は衰弱に向かっているのか?(2017年、ウイングフィールド)
  • KAVC 演劇人 Play & Session vol.1(2018年、神戸アートビレッジセンター)
  • 演出家の存在と俳優の存在(2018年、大阪市立芸術創造館)

注釈

出典

関連項目

  • 匿名劇壇

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/29 19:18 UTC (変更履歴
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