橋爪駿輝 : ウィキペディア(Wikipedia)
橋爪 駿輝(はしづめ しゅんき、1991年 - )は、日本の小説家、テレビプロデューサー、脚本家、監督。
経歴
熊本県生まれ。横浜国立大学を卒業の後、フジテレビに入社。編成制作局制作センター第一制作室に所属し、2021年に退社した。
高校時代より執筆活動をしており、偶然行ったスナックで編集者と会ったことで、2017年に『スクロール』(講談社)で小説家としてデビューする『毎日新聞』 井上志津(2017年12月20日 東京朝刊)「ブックウオッチング 『スクロール』橋爪駿輝さん」。翌2018年には発表した第2作『楽しかったよね』(講談社)は収録の1篇「ファン」が松本花奈監督、本田翼主演により映像化された。
2022年9月よりAmazon Prime Videoで配信が開始されたオリジナルドラマ『モアザンワーズ / More Than Words』にて初の監督を務める。
2023年2月に小説デビュー作『スクロール』(講談社)が清水康彦監督、北村匠海と中川大志のW主演で実写映画として公開された。
作品リスト
単行本
- 『スクロール』(講談社、2017年10月。)
- 『楽しかったよね』(講談社、2018年6月。)
- 『この痛みに名前をつけてよ』(講談社、2022年11月。)
- 『愛しみに溺レル』(扶桑社、2023年12月。)
文庫本
- 『さよならですべて歌える』(集英社文庫、2022年11月。)
- 『スクロール』(講談社文庫、2022年12月。)
電子書籍
- 『それでも、ハッピーエンド』(ソニー・ミュージックエンタテインメント、2020年5月)
アンソロジー収録作品
「」内が橋爪の作品
- 『夜に駆ける YOASOBI小説集』「それでも、ハッピーエンド」
- 単行本:双葉社、2020年9月。
- 文庫本:双葉文庫、2021年9月。
寄稿
小説作品
- 「テ子」『小説すばる』(2018年9月号 集英社) 掲載
- 「好みの問題」 『小野莉奈ファーストPHOTO BOOK「好みの問題」』(2019年3月29日、ブリッジ、ISBN 978-4-908848-19-3)収録
- 「さよならですべて歌える」 『yom yom』(2019年8月号 新潮社 - 2019年12月号 新潮社)連載
その他作品
- 「Oh! マイアイドル」 『小説すばる』(2018年2月号 集英社)掲載
- 「嫌い嫌いも好きのうち」『小説現代』(2018年7月号 講談社)掲載
- 「午前一時のノスタルジア」『yom yom』(2019年2月号 新潮社)掲載
- 「僕たちの音楽の答えは小説の中にある」[特別対談](YOASOBIとの対談)『yom yom』(2020年8月号 新潮社)掲載
- 「長く続けるために、好きなことをやる」[特別対談](ハマ・オカモトとの対談)『yom yom』(2020年10月号 新潮社)掲載
- 「はじめてのひ」『新潮』(2021年6月号 新潮社)掲載
テレビドラマ
- 『平成物語』(フジテレビ)
- 『平成物語 平成が終わる。僕たちは何者になれたのだろう。』(2018年3月) - 企画・プロデュース
- 『平成物語 なんでもないけれど、かけがえのない瞬間』(2019年3月) - 企画
- 『ペンション・恋は桃色』(2020年1月 - 2月、フジテレビ) - 企画
- 『イチケイのカラス』(2021年4月 - 6月、フジテレビ) - プロデュース
- 『彼女と彼氏の明るい未来』(2024年1月 - 2月、MBS) - 監督・脚本
テレビアニメ
- ドラゴンボール超(2018年、フジテレビ) - プロデューサー
配信ドラマ
- 『モアザンワーズ / More Than Words』(2022年9月、Amazon Prime Video) - 監督
ミュージックビデオ
- iri『染』(2022年9月) - 監督
外部リンク
- 橋爪駿輝(@shunkiHashizume) - Twitter
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/02 16:28 UTC (変更履歴)
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