ジェームズ・プライス
英ヘレフォードシャー出身。ロンドンのキングストン大学で映画とTVのためのプロダクションデザインを学ぶ。
2002年からプロダクションデザイナーとして活動を始め、TVドラマ「MI-5 英国機密諜報部」(03)などで経験を積む。映画「マッド・ドライヴ」(15)や「パディントン2」(17)の製作にアートディレクターとして携わった後、ショーン・ダーキン監督&ジュード・ロウ主演作「不都合な理想の夫婦」(19)で初めて長編映画のプロダクションデザインを担当。
ヨルゴス・ランティモス監督作「哀れなるものたち」(23)ではショーナ・ヒースとともに現実とおとぎ話を融合させたような独特の街と建物を生み出し、第96回アカデミー賞の美術賞を受賞した。ショーン・ダーキン監督作「アイアンクロー」(23)でもプロダクションデザインを手がける。