七里圭 : ウィキペディア(Wikipedia)

七里 圭(しちり けい、1967年 ‐ )は、日本の映画監督、脚本家。早稲田大学卒。

来歴

東京都で生まれ、中学と高校の頃は愛知県名古屋市で育つ。 名古屋市立菊里高等学校時代の8ミリ映画『時を駆ける症状』が、1985年度ぴあフィルムフェスティバルで大島渚の推薦により入選。 早稲田大学在籍時はシネマ研究会に所属し、在学中から映画の現場で働き始める。 約10年間、廣木隆一鎮西尚一西山洋市らの助監督を務める。 山本直樹原作の『のんきな姉さん』(2004年)で、劇場デビュー。 『マリッジリング』(2007年)のような商業映画を監督する一方で、声と気配で物語をつづる異色の作品『眠り姫』(2007年)を自主制作・配給。 建築家と共作した『DUBHOUSE 物質試行52』(2012年)が国際的な評価を受ける。 「音から作る映画」プロジェクト(2014~2018年)など実験的な映画制作、映像パフォーマンスも手掛ける。 2003年から2016年まで、TBS『THE世界遺産』の構成作家を務めた。 2017年山形国際ドキュメンタリー映画祭インターナショナル・コンペティション審査員。 2019年より多摩美術大学非常勤講師。

作品

映画

短編映画

テレビドラマ

  • 七瀬ふたたび(1998年、テレビ東京、第9話・第10話) - 監督・脚本

オリジナルビデオ

  • 人妻35才/未亡人22才(1997年) - 監督(ピチリ・K 名義)
  • 独房X(新任女刑務官 檻の中の花芯)(1998年) - 監督

ミュージック・ビデオ

  • Aspen / クラムボン(2010年) - 監督

パフォーマンス

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/10 09:04 UTC (変更履歴
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