プッティポン・アルンペン
タイ、バンコク出身。バンコクのシラパコーン大学で芸術学を学ぶ。
釜山国際映画祭やロッテルダム国際映画祭などに監督を手がけた短編映画が出品され、2015年、短編「Ferris Wheel」で国際的な注目を獲得。同じくタイ出身の俊英ジャッカワーン・ニンタムロン監督作「消失点」(15)や「時の解剖学」(21)などで撮影を手がける一方、ミャンマーからのロヒンギャ難民問題を描いた寓話的ドラマ「マンタレイ」(18)で長編監督デビューを果たす。
同作で第75回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門のホライゾン賞(最優秀作品賞)、第40回カイロ国際映画祭の銀のピラミッド賞(最優秀監督賞)を受賞した。