バンジャマン・ボワザン
仏パリ出身。2015年から俳優として短編映画やTVドラマに出演し、ジェラール・ドパルデューとカトリーヌ・ドヌーブ主演の「ホテル・ファデットへようこそ」(17)で長編映画デビューを果たす。
伝記映画「さすらいの人 オスカー・ワイルド」(18)などに参加後、「La dernière vie de Simon」(19)に主演。第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションに選出された「Summer of 85」(20)ではオーディションでフランソワ・オゾン監督に見いだされて主演を務め、国際的な注目を集める。19世紀フランスの文豪バルザックの小説を映画化したグザビエ・ジャノリ監督作「幻滅」(21)でも主人公を演じ、セザール賞の有望若手男優賞を受賞した。
その他の出演作に「社会から虐げられた女たち」(21)など。脚本家としても活動する。