モリシー : ウィキペディア(Wikipedia)
モリシー(1987年5月11日 - )は、日本の音楽家である。Awesome City Clubのギター、シンセサイザー担当。
Macro_creaMの名義でソロユニット活動を行なっている。他にはサポート・ミュージシャン、レコーディング・エンジニアとしても活動している。音楽学校の講師をしていた経験がある。
来歴
2009年からモリシマヒロシ名義でバンド「thatta」のメンバーとして活動。
バンド活動と並行して林宗應(元PENPALS)のレコーディングに参加したり、映画の劇伴を制作するなど、atagiやPORINからは「Awesome City Clubで一緒に音楽活動を始める前に1番忙しそうだったのはモリシーだった」と言われている。
2013年にかつて共に音楽スタジオで働いていたマツザカタクミからバンド活動を誘われたことがきっかけでAwesome City Clubを結成Awesome City Clubが明かす、バンドの成り立ちと活動ビジョン「ドカンと売れたら一番おもしろい」。
2014年7月19日公開の短編映画『みなと、かこ、げんざい』(長棟航平監督)に出演し、また劇中音楽制作を担当。
Keishi TanakaやShiggy Jr.、須田景凪モリシーさん(@Macro_creaM)とアコースティックパレイドリアをした、Mega Shinnosuke、DAOKO、レルエ、imaseなどのライブサポートに参加している。
2020年からコーヒースタンド「MORISHIMA COFFEE STAND」を永福町で開店し、妻と共に営業している。2024年に下高井戸へ移転。いつか自分の実家を改装してそこにお店を移転させることが夢。目標はのんびり営業をすることと、赤字を出さないこと。
エピソード
影響を受けたギタリストはジョン・メイヤー、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、バディ・ガイ、松本孝弘。小学5年生の時、B'zの楽曲『Calling』のミュージックビデオに出演している松本孝弘のギター演奏に心を強く打たれ、ギターを始めた。また、学生のときにバンド練習でブルースセッションをよくしていた影響からブルースギタリストに好きなギタリストが多い。
小学1年生から中学1年生までエレクトーンを習っていた。高校~大学時代にはセッションをする上で他に弾ける人がいないときにのみピアノを弾くこともあった。Awesome City Clubでは楽曲によってギター演奏の他に『microKORG』といったシンセサイザーを演奏することもある。DAOKOのサポートメンバーとして、大きい音楽フェスティバルで『打上花火』のピアノを弾かなければならなくなった時にはとても緊張したと話している。
サカナクションの山口一郎が「うまいと思うギタリストは誰ですか?」という質問をされた際に、モリシーの名前をサカナクションの岩寺基晴やTHE 2の加藤綾太、東京事変の長岡亮介の名前と共に挙げ、「めちゃくちゃうまい」と絶賛している。
Awesome City Clubのatagiは自身の性格に心配性な側面があるため、バンド活動をする上でモリシーの「どうにかなるんじゃない?」という楽観的な姿勢やPORINの気分屋で根が明るい性格に救われている部分があると話している。また、モリシー自身も自分の性格はたしかに楽観的な方かもしれないと話している。
お酒を飲みながら妻と映画や海外ドラマを見ることを音楽制作の息抜きとして挙げている。
参加作品
楽曲制作
- TOYOTAのコンセプトカー「Camatte」イメージ映像音楽(2012年・2013年)
レコーディング参加
- THE KEYS 『Die A Little』(2013年11月16日)- レコーディング、ミックス
- NACANO『GASTRONOMY』(2014年10月8日)- プロデュース、ミックス
- KizunaAI『かもね』(2025年2月26日)- ギター演奏
出典
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/10/29 03:52 UTC (変更履歴)
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