atagi : ウィキペディア(Wikipedia)

atagi(アタギ、1986年5月2日Happy Birthday!!!!!!! atagi🎂🎂🎂🎂🎂 - )は、日本の音楽家である。Awesome City Clubのボーカル・ギター担当。

来歴

和歌山県西牟婁郡上富田町出身。

父親と母親の趣味が毎週ごとに自分たちの好きな音楽を入れたカセットテープを作ることだったため、幼少期はそのカセットテープから流れる音楽を親が運転する車の中でよく聴いていた。

小学5年生の時に父のアコースティックギターをこっそり触ったことがきっかけでギターに興味を持つようになり、それからはギターを練習したり色々なバンド音楽を聴くようになった。中学、高校と軽音部がなかったため、中学時代からは家の近くの湖の横にあった倉庫を借りて楽器の練習をしたり、知り合いの家の離れにドラムセットを持ち込み友達と練習していた。自分のバンドを結成し、高校に入ってからも音楽漬けの日々を送る中で自然と「これからもずっと音楽をやっていくんだな」と思うようになっていた。

和歌山県立田辺商業高校卒業後、ミューズ音楽院ギター専攻科へ進学。

2006年頃、バンドTHE FiTSを結成。当時はアタギヒロシや安宅広志の名前でギター、ボーカルを担当。2009年5月4日にはグループ名をキングヌラリヒョンに改名。2011年11月末で活動休止。

2013年にかつて共に音楽スタジオで働いていたマツザカタクミからバンド活動を誘われたことがきっかけでAwesome City Clubを結成Awesome City Clubが明かす、バンドの成り立ちと活動ビジョン「ドカンと売れたら一番おもしろい」。結成当初は、事務所やレーベルには所属せずに活動していたが、2015年にJVCケンウッド・ビクターエンタテインメント内のレーベルCONNECTONEの第一弾アーティストとしてメジャーデビューAwesome City Club、4月にメジャーデビュー「ついにCDが出るぞー!」

2018年、Awesome City Clubが所属していたビクターエンタテインメントの社内レーベルCONNECTONEを退所。退所後もAwesome City Clubのバンド活動を継続。

2020年にAwesome City Clubがavex entertainment内のcutting edgeに移籍Awesome City Clubが語る、脱退・移籍をバネに大脱皮&飛翔

2024年2月21日から、ゆゆうたと共にMCを担当する音楽番組『atagi×ゆゆうたのおとなりラジオ』が開始、同年12月25日には、渋谷WWWにて番組の1stライブ「おとラジ 1st LIVE」を開催したおとラジ 1st LIVE【atagiゆゆうたのおとなりラジオ】

人物

特に好きな音楽には60年代から80年代にかけて派生していったソウル・ミュージックを挙げ、その他にもファンクやミクスチャー、ファンクコアといったジャンルの音楽をよく掘り下げて聴いている。

昔から変わらず好きなミュージシャンとして小学生の頃にデビューを目の当たりにして衝撃を受けた宇多田ヒカルや中高生の頃にコピーバンドを組んでいたレッド・ホット・チリ・ペッパーズを挙げている。

大石昌良のファンでもあり、きっかけは高校時代にバイト先のラジオの有線放送で大石の所属バンドSound Scheduleの楽曲「ピーターパン・シンドローム」を聴いたことだった「勿忘」から考える、ヒットのメカニズム 大石昌良×atagi(Awesome City Club)対談。また、大石とは大石がMCを務めていた番組『オーイシ×加藤のニコ生☆音楽王』にゲスト出演した縁から交友関係が続いている加藤純一との共演を怖がる女性アーティスト【Awesome City Club】

姉が1人いる。姉から受けた影響も大きく、日本のロックバンドやインディー・ロックの魅力は学生時代に姉から教えてもらうことが多かった。

初めて買ったCDはポケットビスケッツが1997年にリリースした『GREEN MAN』の短冊CD。

SNSを使用することがあまり得意ではなく、35歳(2022年3月頃)になってからやっと各SNSのアカウントを作成した。

音楽活動を始めて曲を作るようになってからどの時間が休日やプライベートなのかわからなくなった。音楽制作の合間の息抜きとして、ニコニコ動画時代から観ている『釣りよかでしょう。』の釣りに関する動画や動画配信者(加藤純一など)のゲーム実況を観ている。

海がすぐそばにあった環境で生まれ育ち、昔から釣りが好きだった。上京してからもたまに海や川に釣りへ出かけ、釣った魚を調理したりもするが、魚という生き物自体が好きなため時々水族館へ魚を眺めるために行くことがある。さらに、幼少期に憧れていた職業が漁師だったため、「ミュージシャンや音楽関係以外の仕事で興味のある仕事はありますか?」という質問には漁師と答えている。

「ずっと音楽でやっていくと決めてから、音楽を辞めたくなったことはなかったんですか?」と質問された際には「これは不思議なものでまるで一度もないんですよね。でも言い換えたら、他にできることが特になかったのかなとも思いますね。だから、本当に音楽をやめようと思ったことは今まで一度もないです。やれることがそれしかなかったから。でも、続いてる人ってそういう人が多いと思いますよ」と答えている。その一方で、心配性な面もあり『勿忘』がヒットした際には達成感や幸福感というより「これでまだこのバンドの音楽を続けられる!」というホッとした感情から起因する嬉しさが正直大きかったと話している。

好きなポケモンはコダック。

参加作品

楽曲提供

WHY@DOLL

King & Prince

  • 「ナミウテココロ」(2ndアルバム『L&』収録)
  • 「Dance to the music」(3rdアルバム『』収録)

参加楽曲

レキシ

  • 「たぶんMaybe明治 feat. あ、たぎれんたろう」(7thアルバム『レキシチ』収録、あ、たぎれんたろう名義)

出演

映画
  • 花束みたいな恋をした(2021年1月29日公開) - atagi役
インターネット配信
  • atagi×ゆゆうたのおとなりラジオ (2024年2月21日−、Youtube)

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/10/28 15:39 UTC (変更履歴
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