ローレン・リドロフ
米イリノイ州シカゴ出身。生まれつき聴覚障害をもつ。ワシントンのろう学校で演劇やチアリーディングに参加し、カリフォルニア大学ノースリッジ校では英語学を専攻。在学中に地域のろう演劇グループで活動し、聴覚障害をもつ女性の活躍を讃えるミス・デフ・アメリカを2000年に受賞する。幼稚園の教員を務める傍ら、演劇を続けながら児童文学の作家を目指していたが、「If You Could Hear My Own Tune」(11)で映画デビュー後、大ヒットドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」(18〜22)のコニー役に抜てきされ、ブレイク。ブロードウェイ作品「ちいさき神の、作りし子ら」(18)でトニー賞にノミネートされ、映画「サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ」(19)にも出演する。マーベル・スタジオのヒーローが集結する「エターナルズ」(21)では、マーベル・シネマティック・ユニバースで初めて聴覚障害をもつヒーロー役を務めた。