ミカエル・アース
仏パリ出身。名門ラ・フェミスで映画制作を学び、2004年に卒業する。
06年、フランスの作家パトリック・モディアノの小説を原作とした初中編監督作「Charell」と続く「Primrose Hill」(07)がカンヌ国際映画祭の批評家週間で上映され、中編第3作「Montparnasse」(09)はジャン・ビゴ賞を受賞、カンヌの監督週間でも上映される。また、長編初監督作となった青春映画「Memory Lane」(10)はロカルノ国際映画祭でワールドプレミア上映された。
長編第3作「アマンダと僕」(18)でベネチア国際映画祭オリゾンティ部門のマジック・ランタン賞、東京国際映画祭のグランプリと脚本賞を受賞。シャルロット・ゲンズブールを主演に迎えた長編第4作「午前4時にパリの夜は明ける」(22)は第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品された。