三羽省吾 : ウィキペディア(Wikipedia)

三羽 省吾(みつば しょうご、1968年 - )は、日本の小説家。岡山県出身。関西高等学校、岡山商科大学卒業。広告代理店勤務を経て、作家デビュー。

略歴

  • 2002年 - 「ハナづらにキツいのを一発」(「太陽がイッパイいっぱい」に改題)で、第8回小説新潮長編新人賞受賞(入馬兵庫名義)小説新潮長編新人賞受賞作・候補作一覧集英社WEB文芸「レンサブロー」 突撃インタビュー
  • 2006年 - 『厭世フレーバー』で第27回吉川英治文学新人賞候補。
  • 2009年 - 『太陽がイッパイいっぱい』で第5回酒飲み書店員大賞受賞。
  • 2012年 - 『Junk』で第33回吉川英治文学新人賞候補。
  • 2014年 - 『公園で逢いましょう。』で第7回京都水無月大賞受賞。

作品リスト

小説

  • 太陽がイッパイいっぱい(2002年11月 新潮社 / 2006年9月 文春文庫)
  • 厭世フレーバー(2005年8月 文藝春秋 / 2008年8月 文春文庫)
  • イレギュラー(2006年5月 角川書店 / 2010年7月 角川文庫)
  • タチコギ(2008年7月 幻冬舎 / 2011年8月 幻冬舎文庫)
  • 公園で逢いましょう。(2008年10月 祥伝社 / 2011年8月 祥伝社文庫)
  • ニート・ニート・ニート(2010年4月 角川書店 / 2012年8月 角川文庫)
  • 路地裏ビルジング(2010年7月 文藝春秋 / 2013年1月 文春文庫)
  • JUNK 毒にもなれない裏通りの小悪党(2011年11月 双葉社 / 2014年9月 双葉文庫)
  • 傍らの人(2012年9月 幻冬舎)
  • Y.M.G.A. 暴動有資格者(2016年2月 朝日新聞出版)
  • グッドモーニングショー(原案:君塚良一、2016年9月 扶桑社) - 映画『グッドモーニングショー』を原案にしたオリジナル小説。
  • ヘダップ!(2016年11月 新潮社)
  • 泥棒役者(原作:西田征史、2017年9月 角川文庫) - 映画『泥棒役者』の小説版。
  • 刑事の血筋(2018年2月 小学館)
    • 【改題】刑事の遺品(2021年3月 小学館文庫)
  • 前略、旅の途中です。(2020年2月 双葉社)
  • 俺達の日常にはバッセンが足りない(2021年6月 双葉社 / 2023年6月 双葉文庫)
  • 共犯者(2021年9月 KADOKAWA)
  • 嘘つきな彼との話(2024年6月 中央公論新社)

アンソロジー

「」内が三羽省吾の作品

  • Sweet Blue Age(2006年2月 角川書店)「ニート・ニート・ニート」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説2005(2005年6月 徳間文庫)「鉄の手」
  • スタートライン 始まりをめぐる19の物語(2010年4月 幻冬舎文庫)「1620(イチロクニーゼロ)」
  • 青春ミステリーアンソロジー 学園祭前夜(2010年10月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「夢で逢えたら」
  • とっさの方言(2012年8月 ポプラ文庫)※エッセイアンソロジー「しわい」
  • 風色デイズ(2012年12月 ハルキ文庫)「アプセットメイカー」
  • Valentine Stories(2018年1月 中公文庫)「ビターチョコにはほろ苦ピールを」
  • 警官の目(2019年7月 双葉文庫)「シェパード」

映像化作品

映画

  • ニート・ニート・ニート(2018年11月23日公開、配給:スパイラル・ピクチャーズ、監督:宮野ケイジ、主演:安井謙太郎

関連項目

  • 日本の小説家一覧

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/15 23:22 UTC (変更履歴
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