大谷麻衣 : ウィキペディア(Wikipedia)
大谷 麻衣(おおたに まい、1989年4月17日- )は、日本の俳優。千葉県出身。
アイトゥーオフィスに2018年9月から2020年10月まで所属。
2020年11月より俳優マネージメント事務所「月の羊」を設立。
来歴
- 1992年、3歳から20歳まで本格的にクラシック・バレエを習う。
- 2009年、本格的に芸能活動を開始。
- 2018年4月、三浦大輔監督作品、石田衣良原作の映画『娼年』で松坂桃李演じる主人公、領の初めての客、ヒロミを演じて注目を集める。
- 2018年同月、写真家・篠山紀信撮り下ろしによる初ヌードが、週刊現代に掲載される。
- 2018年7月4日、写真家・篠山紀信による写真集が小学館より発売。
- 2019年、NetflixのWebドラマ全裸監督に出演。
人物
- 趣味・特技に、クラシック・バレエ、英会話、料理となっている。ダンス全般が得意で、アクション経験もある。
- 映画『娼年』の公開に際し、文化系マガジン・チェリーに掲載されたインタビューによると、「女優を始めて7年間くすぶってきた期間が長くて。この映画の前には、事務所にも入っていなかったので、オーディションを受けられたこと自体が奇跡のような感じなんです。だから『この役を掴めなきゃ、役者人生が終わるぞ』って気持ちで臨みました。オーディションが始まってから、決まるまでの1週間は、不安でどんどんゲッソリしていったようで、周りの俳優仲間に心配されました(笑)そんな中で最終オーディションで演技をしていたので、その場でヒロミ役の決定を言い渡されたときは、その場で泣いてしまいました。“誰かに選んでもらえた”という感覚が、この7年間をチャラにしても余りあるような歓喜の瞬間でした。三浦監督にも『これで売れてくださいね』と言っていただけて、『娼年』は私の役者人生どころか人生をも大きく変えてくれた作品です。」と本人が語っている 。
出演
映画
- SCOOP!(2016年、大根仁監督)
- 校庭の轍(2017年、大金康平監督) - 演技実習講師 役
- 神宿スワン(2017年、中山剛平監督)- リポーター 役
- 娼年(2018年4月、三浦大輔監督) - ヒロミ 役
- ばぁちゃんロード(2018年4月、篠原哲雄監督) - 金子恵 役
- 村田さん(2018年、市川徹監督) - ヒロイン・深尾雪子 役
- タロウのバカ(2019年9月、大森立嗣監督)自転車の女役
- 向こうの家(2019年10月2018年3月3日からの「東京藝術大学映像研究科映画専攻12期生修了制作展」(ユーロスペース)での上映を経ての公開。、西川達郎監督) - ヒロイン・向井瞳子 役
- 星の子(2020年10月、大森立嗣監督) - 麻美先生 役
- まともじゃないのは君も一緒(2021年3月、前田弘二監督) - 保坂真帆 役
- Arc アーク(2021年6月、石川慶監督) - エマのパートナー 役
- 鬼が笑う(2022年6月、三野龍一監督)- 大友まどか 役
- うつぶせのまま踊りたい(2023年、岡本昌也監督) - 水本凜 役
- 海辺の恋人(2023年8月、いまおかしんじ監督) - 愛川女史 役
- コーポ・ア・コーポ(2023年11月、仁同正明監督) - 麻美先生 役
テレビドラマ
- 東京DOGS(2009年、フジテレビ)
- タンブリング(2010年、TBS)
- 警視庁鑑識課〜南原幹司の鑑定〜3(2013年、TBS)
- キスのカタチ(2015年、TBS)
- 視覚探偵 日暮旅人(2015年、日本テレビ)
- しんがり 山一證券 最後の12人(2015年、WOWOW)
- ホテルコンシェルジュ(2015年、TBS)
- いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(2016年、フジテレビ)
- 相棒Season17 最終話(2019年、テレビ朝日) - 北尾香織 役
- 特捜9(2019年、テレビ朝日)- 役
- 終着駅シリーズ第36作「雪の螢」(2020年、テレビ朝日) - 島村耀一郎の実母・島村万里子 役
- 三屋清左衛門残日録「新たなしあわせ」(2020年、時代劇専門チャンネル)- おひで 役
- 片恋グルメ日記2(2022年、TOKYO MX月曜ドラマ) - 御子柴玲香 役
- ひともんちゃくなら喜んで!(2023年、テレビ朝日・朝日放送テレビ) - 高円寺エリカ 役
- テレビ朝日スペシャルドラマ「私小説 –発達障がいの僕が純愛小説家になれた理由」(2023年、テレビ朝日) - まどか 役
配信ドラマ
- 女たちは二度遊ぶ(2010年、BeeTV)
- 左ききのエレン(2019年、MBS/TBSドラマイズム特別編U-NEXT限定配信) - 鹿島恭子 役
- 全裸監督3話(2019年8月全話配信、Netflix) - 陽子 役
- 神様のえこひいき(2022年3月19日 - 4月9日、Hulu)- 七原美子 役
舞台
- 仮定教師(2016年)
- 全員失格(2016年)
- 盆栽(2020年2月、演出:倉本朋幸、脚本:小路紘史、渋谷・伝承ホール) - ミカ役
- Nevy Pier 埠頭にて(2021年12月)赤レンガ倉庫 - リヴ役
CM・広告
- ENEOSでんき「この顔を思い出してください」篇(2018年)
- リクルートスタッフィングWEBムービー「私らしさって・・・」(2018年 - )
- カインズ「ペットカタログ2019(春夏:表紙)/(秋冬)」(2019年)
- コルゲンコーワIB錠TXa「働く人に聞きました編」(2020年 - )
- HONDA「FREED Web CM「ガレージハウス篇」(2022年 - 23年)
写真集
- 『月の彼方 #2』オトナNegativepop 撮影:丸谷嘉⻑
- 『月の彼方 #1』オトナNegativepop 撮影:丸谷嘉⻑
- MAI OHTANI by KISHIN(2018年7月4日、小学館、撮影:篠山紀信)ISBN 978-4096822739
MV
- 『唇』初芝崇史(2024 - )
DVD
- 地下室の美女が語る 恐怖の都市伝説(2017年) - 口裂け女 役
- デッドクック(2017年、佐々木勝己監督)- 女プロデューサー・菊池 役
ラジオ・雑誌・イベント等
- ラジオNIKKEI「中野アナへちょっと言わせて!〜雷部屋」(2018年)
- 「週刊現代」(2018年)
- 「あそびすと」(2019年)
- 「週刊アサヒ芸能」(2019年)
- 「Asageiplus」(2019年)
- かつしかFM「小沢まゆのほっとプラスシネマ」(2019年)
- かわさきFM「岡村洋一のシネマストリート」(2019年)
- 東急スポーツオアシス×LIFE TUNING DAYS「新しい美の様式」トークイベント(2020年)
- 「週刊FLASH(写真週刊誌)」(2021年12月14日号、撮影:丸谷嘉⻑)
注釈
出典
外部リンク
- プロフィール - 株式会社「月の羊」
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/22 23:31 UTC (変更履歴)
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