シアン・ヘダー
米マサチューセッツ州ケンブリッジ出身。カーネギーメロン大学スクール・オブ・ドラマを1999年に卒業後、アメリカ映画研究所(AFI)が主催する女性監督養成プログラムに参加する。06年に手がけた初短編監督作「Mother」が米国内の映画祭で高い評価を獲得。TVドラマシリーズ「MOACA/も~アカンな男たち」(10~11)や「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(13~15)のエピソード監督を経て、脚本も手がけた「タルーラ 彼女たちの事情」(16)で長編映画監督デビューを果たす。続く監督・脚本作「コーダ あいのうた」(21)はサンダンス映画祭で史上最多となる観客賞、審査員賞、監督賞、アンサンブルキャスト賞の4冠に輝き、第94回アカデミー賞では作品賞を含む3部門を受賞した。