山下達也 : ウィキペディア(Wikipedia)
山下 達也(やました たつや、1987年11月7日 - )は、兵庫県明石市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・セレッソ大阪所属。ポジションはディフェンダー(DF)。
来歴
神戸市立御影工業高等学校を経て、2006年にセレッソ大阪へ入団。
入団後に公式戦への出場機会に恵まれなかったため、2011年から当時J2に所属していたコンサドーレ札幌へ完全移籍。加入初年度でレギュラーを掴み取って活躍し、クラブの4年ぶりのJ1昇格に大きく貢献する仕事を果たした。
2012年、再び厳しいポジション争いに身を置くために、オファーが来た古巣のセレッソ大阪へ完全移籍で復帰。多くの出場機会を掴むことはできなかった。
2013年には、当時レギュラーだった藤本康太・茂庭照幸が負傷で相次いで戦線を離脱したことを背景に、シーズン中盤からレギュラーに定着し、チームのリーグ戦3位に貢献する活躍で、Jリーグ優秀選手賞を獲得した。
2014年4月には、サッカー日本代表候補のトレーニングキャンプに招集。
2017年シーズンの後半からは、木本恭生との間でセンターバックの座を争っていた。
2019年2月22日には、セレッソの本拠地・ヤンマースタジアム長居で開催されたヴィッセル神戸との開幕戦に、センターバックとしてフル出場。Jリーグ全体のレギュラーシーズン最初の試合でもあったが、後半32分に持ち味のヘディングでシーズン初ゴールを決めた末に、1-0というスコアでチームを6年振りの開幕戦勝利に導いた。Jリーグのレギュラーシーズン開幕戦にDFとして起用された選手がシーズン1号ゴールを記録した事例は、Jリーグ史上初めて(『 スポーツニッポン』2019年2月23日付記事)。
2019年8月11日に、J2・柏レイソルへの完全移籍が発表された達也選手 移籍加入合意のお知らせ柏レイソル公式サイト 2019年8月11日。8月13日付の移籍で、背番号は50。途中加入ながらJ2優勝J1昇格に大きく貢献した。
2020年10月2日、ルヴァンカップ準決勝の横浜F・マリノス戦でヘディングで決勝点を決め、1-0の勝利と7年ぶりの決勝進出に貢献した。
2022年1月12日、セレッソ大阪へ完全移籍で復帰することが発表された。
2023年、親善試合のパリ・サンジェルマンFC戦で後半から出場、久々の出番だったが、体を張ったディフェンスで3-2の逆転勝ちに貢献した。
2024年、チームのキャプテンに就任した。10月23日、今シーズン限りでの現役引退を発表した。
所属クラブ
- 明石FC
- 2000年 - 2002年 明石市立大蔵中学校
- 2003年 - 2005年 神戸市立御影工業高等学校
- 2006年 - 2010年 JPN セレッソ大阪
- 2011年 JPN コンサドーレ札幌
- 2012年 - 2019年8月 JPN セレッソ大阪
- 2019年8月 - 2021年 JPN 柏レイソル
- 2022年 - 2024年 JPN セレッソ大阪
個人成績
|- |2006||rowspan=5|C大阪||rowspan=2|28||J1||0||0||0||0||0||0||0||0 |- |2007||rowspan=3|J2||7||0||colspan="2"|-||0||0||7||0 |- |2008||rowspan=12|23||8||0||colspan="2"|-||1||0||9||0 |- |2009||1||0||colspan="2"|-||0||0||1||0 |- |2010||J1||0||0||0||0||0||0||0||0 |- |2011||札幌||J2||37||0||colspan="2"|-||0||0||37||0 |- |2012||rowspan=8|C大阪||rowspan=3|J1||9||0||0||0||4||0||13||0 |- |2013||26||3||6||0||3||1||35||4 |- |2014||33||1||2||0||4||0||39||1 |- |2015||rowspan=2|J2||42||2||colspan="2"|-||1||0||43||2 |- |2016||39||1||colspan="2"|-||2||0||41||1 |- |2017||rowspan=3|J1||26||2||2||0||1||0||29||2 |- |2018||21||0||2||0||3||0||26||0 |- |rowspan=2|2019||10||1||7||0||1||1||18||2 |- |rowspan=3|柏||rowspan=3|50||J2||10||0||colspan="2"|-||colspan="2"|-||10||0 |- |2020||rowspan=4|J1||19||0||3||1||colspan=2|-||22||1 |- |2021||2||0||1||0||1||0||4||0 |- |2022||rowspan=2|C大阪||rowspan=2|23||0||0||1||0||1||0||2||0 |- |2023|||||||||||||||| 146||7||24||1||18||2||188||10 144||3||colspan="2"|-||4||0||148||3 290||10||24||1||22||2||336||13 |} その他の公式戦
- 2015年
- J1昇格プレーオフ 2試合0得点
- 2016年
- J1昇格プレーオフ 2試合0得点
- 2018年
- FUJI XEROX SUPER CUP 1試合0得点
|2014||rowspan=2|C大阪||rowspan=2|23||8||2 |- |2018||5||0 |- !通算!!colspan="2"|AFC |13||2 |}
代表歴
- 2006年 U-19日本代表
- 2014年 日本代表候補
タイトル
クラブ
- セレッソ大阪
- Jリーグカップ:1回(2017年)
- 天皇杯:1回(2017年)
- FUJI XEROX SUPER CUP:1回(2018年)
- 柏レイソル
- J2リーグ:1回(2019年)
個人
- Jリーグ優秀選手賞(2013年)
関連項目
- セレッソ大阪の選手一覧
- 北海道コンサドーレ札幌の選手一覧
- 柏レイソルの選手一覧
出典
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/06 07:34 UTC (変更履歴)
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