アンセル・エルゴート : ウィキペディア(Wikipedia)

アンセル・エルゴート(Ansel Elgort, 1994年3月14日 - )は、アメリカ合衆国の俳優、DJ。身長193センチメートル。

経歴

アメリカ合衆国ニューヨーク市で生まれる。父親アーサーはファッション誌ヴォーグの写真家、 母親グレテ・バレット・ホルビーはオペラの舞台演出家、振付師、ドラマトゥルク、プロデューサー。父親はロシア系ユダヤ人、母親はノルウェー系、イングランド系、ドイツ系。兄に映像編集者ウォーレン、姉に写真家ソフィーがいる。 9歳の時、バレエ学校で試演、12歳の頃に演技クラスに通う。高校の演劇やオフ・ブロードウェイで演じた。

また、DJとしての活動もしており、Ansolo名義で2015年にも来日しULTRA JAPANでパフォーマンスを行った。

2013年に公開されたキンバリー・ピアース監督のホラー映画『キャリー』で映画役者デビュー、クロエ・グレース・モレッツジュリアン・ムーア等と共演した。

ニール・バーガー監督の2014年のSFアクション映画『ダイバージェント』にシェイリーン・ウッドリー、テオ・ジェームズアシュレイ・ジャッド等とともに出演、シェイリーン・ウッドリーが演じる主人公ベアトリス・“トリス”・プライアーの兄ケイレブ・プライアーを演じた。また、ジョン・グリーンの小説『さよならを待つふたりのために』を原作とする2014年のロマンス映画『きっと、星のせいじゃない。』にシェイリーン・ウッドリーの相手役として主演した。

2017年には、エドガー・ライト監督作『ベイビー・ドライバー』にベイビー役として主演を務め、ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。

2020年6月、2014年に当時17歳の女性が当時20歳のエルゴートから性的暴行にあったことを告発する。エルゴートはインスタグラム上で"合法かつ完全合意の上での短期間の関係"だったと述べ、告発について否認した。アカウントは2023年9月に停止したが、2024年1月に復帰した。

出演作品

映画

公開年邦題原題役名備考吹き替え
2013 キャリーCarrie トミー・ロス 細谷佳正
2014 ダイバージェントDivergent ケイレブ・プライアー
きっと、星のせいじゃない。The Fault in Our Stars オーガスタス・ウォーターズ 逢笠恵祐
ステイ・コネクテッド〜つながりたい僕らの世界Men, Women & Children ティム・ムーニー (吹き替え版なし)
2015 ダイバージェントNEOInsurgent ケイレブ・プライアー 細谷佳正
ペーパータウンPaper Towns メイソン カメオ出演
2016 ダイバージェントFINALThe Divergent Series: Allegiant ケイレブ・プライアー 細谷佳正
2017 ベイビー・ドライバーBaby Driver ベイビー / マイルズ 下川涼
クリミナル・タウンNovember Criminals アディソン・シャクト (吹き替え版なし)
2018 ジョナサン -ふたつの顔の男-Jonathan ジョナサン / ジョン 川田紳司
ビリオネア・ボーイズ・クラブBillionaire Boys Club ジョー・ハント 草尾毅
2019 ザ・ゴールドフィンチThe Goldfinch テオドア・“テオ”・デッカー 細谷佳正
2021 ウエスト・サイド・ストーリーWest Side Story トニー 宮野真守

テレビ

放映年題名原題役名備考吹き替え
2022 TOKYO VICETokyo Vice ジェイク・アデルスティーン 兼製作総指揮

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/05/10 17:46 UTC (変更履歴
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