サイモン・エリオット : ウィキペディア(Wikipedia)

サイモン・ジョン・エリオットSimon John Elliott、1974年6月10日- )は、ニュージーランド・ウェリントン出身の同国代表のサッカー選手。

経歴

セミプロ&大学時代

ニュージーランドにいる間、幾つかのセミプロクラブに在籍。アメリカへ行く前は、高校のクラブでもプレーしていた。アメリカでは、スタンフォード大学のクラブに1年在籍。大学サッカーリーグでは、13ゴール12アシストを記録した。L.A. Galaxy Acquire First Round Pick in 2005

プロ時代

1999年5月にロサンゼルス・ギャラクシーへ入団する前にAリーグ (現 北米サッカーリーグ)のボストン・ブルドッグスに所属し、3試合出場した。2000年のCONCACAFチャンピオンズリーグでは、5ゴール5アシストを記録し優勝に貢献。自身はMVPに選ばれた。国内では、5シーズン在籍中に122試合に出場し10ゴール決めた。また、2001年にUSオープンカップ、2002年にMLSカップのタイトルを獲得した。

2004年1月、ドラフトでコロンバス・クルーへ移籍した。2005年、エリオットは全試合に出場したが、チームは最下位に終わった。

2005年7月のプレシーズン、フラムFCとの親善試合で監督クリス・コールマンの目に触れ、MLSのシーズン終了後の2006年1月にフリー移籍でフラムへ移籍した。It's All White for the CottagersFulham swoop to sign midfielder2005-06シーズンの残りの期間で、リーグ戦12試合とカップ戦1試合にスタメン出場した。Games played by Simon Elliott in 2005/2006シーズン終了後の夏の間に脹脛の筋肉を損傷した。Fulham hit by Elliott injury fear怪我の影響により2006-07シーズン通して試合に出ることは出来ず、リザーブの試合に数試合出場しただけだった。2008年5月、フラムが放出することを発表した。Bocanegra heads Fulham clear-out

2009年、エリオットはMLSに戻りサンノゼ・アースクエイクスと契約。2010年の開幕戦を前に放出された。Quakes waive three players

2010年11月にエリオットは、負傷で退団したオスカル・ロベルト・コルネーホの代わりに故郷のウェリントン・フェニックスに入団した。

2011年2月にMLSのトライアルを受け、9日にチーヴァス・USAに入団。Chivas USA signs Simon Elliott and Andrew Boyensシーズン終了後に契約も切れたためリ・エントリー・ドラフトを受けたが、どこからも選ばれず無所属になった。

代表

1995年2月21日のシンガポール代表戦、3-0の勝利でA代表デビューを飾った。2008年9月10日のニューカレドニア代表戦で50キャップ目を記録し、3-0の勝利で祝った。2002 FIFAワールドカップ・オセアニア予選やFIFAコンフェデレーションズカップ2003のフランス代表戦といった大舞台でもプレーした。北京オリンピックにライアン・ネルセンとクリス・キレンと共にオーバーエイジで参加した。FIFAコンフェデレーションズカップ2009のメンバーに選ばれた。

2010年5月10日、当時所属クラブが決まらず無所属だったが、2010 FIFAワールドカップの最終メンバー23人に選ばれた。

所属クラブ

  • NZL ウェリントン・ユナイテッド 1992
  • NZL ウェリントン・オリンピックAFC 1993-1995
  • NZL ミラマー・レンジャーズ 1996-1997
  • NZL ウェスタン・サバーブス 1997
  • USA ボストン・ブルドッグス 1999
  • USA ロサンゼルス・ギャラクシー 1999-2003
  • USA コロンバス・クルー 2004-2005
  • ENG フラムFC 2006-2008
  • USA サンノゼ・アースクエイクス 2009
  • NZL ウェリントン・フェニックスFC 2010
  • USA クラブ・デポルティボ・チーヴァス・USA 2011

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/10/20 07:04 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「サイモン・エリオット」の人物情報へ