神野三鈴
1991年、NHK大河ドラマ「太平記」で女優としてのキャリアをスタートさせ、翌92年に「グリーン・ベンチ」で初舞台を踏む。以降、舞台を中心に活動する一方で、96年にはNHK連続テレビ小説「ひまわり」に出演。00年代に入ると、「太鼓たたいて笛吹いて」や「兄おとうと」「組曲虐殺」といった井上ひさしの舞台作品で活躍。12年、栗山民也演出の「組曲虐殺」とアントン・チェーコフ作・三谷幸喜演出の「三谷版『桜の園』」の演技が評価され、第47回紀伊國屋演劇賞の個人賞を受賞した。その後も、舞台「象」(13)、「カッコーの巣の上で」(14)、「三人姉妹」(15)などに出演。映像作品でも、TVドラマ「大空港2013」(13)や「おやじの背中」(14)、映画「駆込み女と駆出し男」「日本のいちばん長い日」(ともに15)などに出演する。